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下地が大切

以前にエントリーした、下見に行った現場の施工です。
東京都町田市鶴川です。
この現場は、前にはコンビニエンスストアだったそうです。
間口12mの長い電動式可動オーニングを取り付けます。
正面のパラペット(軒上の垂直な外壁、屋根の構造を隠すために主に店舗で使われる)は
水平に入っている木造下地に窯業系サイディングの縦張りです。
内部は電動シャッターのボックスなので、主要な構造材が有りません。
そのままでは取り付け強度が確保できません。

そこで、梯子状の下地金物をあらかじめ取り付けます。
水平に流れる外壁の下地材3本に、数多くの木ねじを打ち込んで強度を出します。
画面右側の様にL鋼で組んだ「梯子」をしっかりと固定します。
画面左側は低くなってますが、ここには看板が入るので、仕方なく切り欠いています。
その部分で分かるように、「梯子」の取り付け後は、白い板で覆います。
鉄骨むき出しでは体裁が良くないので、お化粧です。
この、新たな白い壁の下端に、可動オーニングが取り付けられるのです。

この下地工事をした日は、写真のように青空が広がる良い天気でした。
この翌日に、電動式可動オーニングを取り付けたのですが、その日は大雨。
しかし、日程を延ばせなかったので、雨の中での作業でした。
雨仕舞のコーキング作業も有ったのですが、日が暮れる少し前に雨があがったので
ヒートガンを使い、壁面と機材を乾かしてコーキングを完了しました。
しかし、その頃には空が暗くなっていて、写真が撮れませんでした。
従って、完成後をお見せする事ができません。

町田市鶴川の、鶴川街道沿い、鶴川二小入口交差点にこのお店はあります。
通りがかった方、あるいはお近くの方、写真を撮られたらメールでお送り下さい。
そして、このお店でお買い物を。
薬屋さんなんです。

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