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生地張替の手順

今日の施工です。
生地が経年劣化していたテントですが、先日の冷たい強風で破れてしまいました。

harikae001.jpg

あまりにもみすぼらしいので店名・電話番号は伏せます。

まず、破損生地を取り、フレームを掃除(ほこりが厚みを持って溜まっていました)

harikae002.jpg

そして、再塗装を施します。(今回はライトグレーに塗りました)
フレームの見栄えは、ほぼ新品状態。

新しい生地を張込んで出来上がりです。
青い空に黄色が眩しいでしょう。
テントの色が変わると、お店の表情も一変します

<完成写真だけクリックで大きな写真を御覧いただけます>

今回の生地は平岡織染ウルトラマックスという製品。
トラックのシートに使う生地と同じ製法の生地ですが、原色中心に23色用意されているので、この現場の様なテントにも使用しています。
長所は、丈夫さと単位面積単価が装飾用テント生地より安い事。
短所は、塩化ビニールのコーティングが装飾用テント生地に比べてムラが有る事、表面の平滑性(平らさ)が低い事。
あと、少し重い事。
一定面積以上の物件では、コスト効果を期待できます。

真ん中の写真の「塗装」
当社では、張替時の現場での塗装には超速乾塗料を使っています。
「変性フタル酸エナメル塗料」で、夏なら15〜30分、冬でも30〜1時間で固化乾燥します。
その為、張替工事の現場での所要時間は、この現場だと3〜4時間程度です。
午前中から作業すれば、夕方にはお店の顔が一新されています。
定休日1日間だけで、全く新しい「顔」に変貌する、なんて早業が可能です。

テントを既に設置されているお店の方
あっという間の「リニューアル」は
鳴海テントへ
ご相談下さい。

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