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屋形テント2

昨日に続き「屋形テント」について
昨日の写真の、テントの柱部分をクローズアップすると

下の方に丸いモノが付いています。
これは鉄の鋳物(鋳鉄)でできています。
「オモリ」です。英語では「ウエイト」
屋形テントを設営する時は、柱の底にある丸いプレートの穴に「ペグ(杭)」を打ち込んで地面に固定します。
出来る事なら柱から少し離れた所にもペグを打ち、「控綱」を張ってもらうのがベストです。
これは風への対策。
比較的細いパイプでできているフレームなので、大きな面積の「天幕」が風をはらむと飛んでしまいます。
実際、数年前に小学校の運動会で突風にあおられた屋形テントが舞い上がり、ケガ人が出た事故もありました。

ペグを打てる「土」の上なら良いのですが、舗装面では打てません。
ペグでの固定の代わりをするのが「テントウエイト」です。
写真の品は一個で20Kgあります。
標準として柱1本に20Kgのウエイトを使います。
この鋳鉄製の他に、樹脂製で水を入れて使うタイプも有りますが、私は鋳鉄タイプがお勧めです。
なぜかと言うと

1、鋳鉄製の方が小さい=使用時に邪魔にならない。&保管時にかさばらない。
2、水入れタイプは、水を一個に付き20リットルの用意が必要=蛇口から設営場所に運ぶ必要有り
3、2個3個と重ねて使う事が出来る=風が特に強い場合40Kgとか60Kgにするのも可

ただし欠点
1、最初から重い=台車や手押し一輪車(ネコ)で運べば解決
2、腰をかがめるとぎっくり腰になるかも=ちゃんと腰を落して持ち上げれば解決
3、小さいので物置き等で何かの下敷きになって発見されない=日頃の整理整頓が身を助けます

鋳鉄タイプは、半分の重さの品物もあります。
運動会やお祭り等で屋形テントを設営する時は、充分な風対策を行って下さい。
屋形テントの品選びや、設営時のご相談は
鳴海テント
あんな事もこんな事、そんな事までお応えします。

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コメント

うちの職場の卒業記念品が、テントになるらしい。
予算はあまりなさそうだけど…。
…お久しぶりです。

>たかやまさん
お久しぶりです。
お元気ですか?
私はこんな風にやってます。
記念品にテント、良いですね。
一枚かませていただけると嬉しいです。
現在お手持ちのテントとメーカーを合わせる事も可能です。
見積だけでも致しましょうか。
よろしくお願い致します。

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