« 怪我をしない様に | メイン | 暖かい話題 »

積雪時の注意

今日の「さいたま市」は、約15センチの積雪でした。
関東の平野部では「大雪」
土曜日なので混乱が少なくて幸いでした.
写真は弊社店頭のアーチ型テントに積もった雪です。

snowview.jpg

お店や住宅のテントをお使いの上で、積雪時にご注意いただきたい点。

まず、固定式のテントの場合。
傾斜が急なサイン兼用のデザインテントの場合は、雪が厚く積もる事は有りません。
しかし、水分が多く粘度の高い関東の雪は、生地表面にこびり付く事が有ります。
夜に気温が下がると凍り付き、翌朝それが落下する可能性がありますのでご注意下さい。
傾斜が緩いヒサシ型テントの場合は、雪はテントの上に積もります。
しかし、今日の積雪程度なら、ちゃんと設計されて施工されている場合は心配有りません。
明日、太陽が出ればすぐに溶けてしまいます、無理に雪を落そうとしないで下さい。
下から棒状のもので突いたりすると生地を痛めてしまう事が有ります。

可動式テントの場合
原則として、雪が降る場合は生地を繰り出さないでいただきたいのです。
フレームでしっかり支える固定式と異なり、積雪の加重をかけてはいけないのです。
しかし、積もってしまった場合は、雪が生地に付着したまま巻取る事は厳禁です。
特に電動式の場合、雪で巻き取り径が大きくなるのでモーターへの負荷が大きくなります。
また、回転数でリミット設定をしているので、巻き切ってもモーターが止まらなくなります。
モーターには「過熱遮断装置」が内蔵されていて、焼き切れる前に電源を切りモーターを保護する設計になっていますが、ギアやシャフトにも負荷がかかってしまいます。
手動式でも、同様にウインチに負荷がかかります。
ただし、雪が降り続く場合は積雪の重量に生地が耐えられなくなり、伸びてしまいます。
その場合は、面積の広い物で雪をたたき落としたり、かき落した上で目で見ながらスイッチを操作して巻取って下さい。(手動も同様です)
天候が回復したら、生地を出し充分に乾燥させて改めて巻き込んで下さい。

そして、万が一不具合が生じたら
鳴海テントにご連絡下さい。
復旧や修理・交換を承ります。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.narumix.net/tent/mt-tb.cgi/41

コメントを投稿