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マーキングフィルムでの文字づくり

以前、「伝統的レタリング」として、手描き文字についてエントリーしましたが、今回は現在の主流の文字づくりの道具をご紹介します。

プロッター

文字を切り出す「カッティングプロッタ」です。
パソコンから送られて来る文字のデータ(袋文字の様な輪郭線データです)で、写真真ん中少し上のカッターヘッドが左右に動いたり、ブルーのフィルムの左右両端を押さえているローラーが回転してフィルムを前後に動かしたりして、直線、斜線、曲線を使って文字を切り出します。
弊社のカッティングプロッタは、フィルム巾60センチまでの、今となっては超小型のモデルです。
現在では1メートル以上が主流。
でも、弊社の製作能力は、つい最近まで45センチ巾でしたので、それでも少しは進化したのです。

ちなみに「プロット(plot)」という英語の訳語は、とんでもない事で
「陰謀・策略」などとあり「たくらむ」と動詞でも。また「筋書き」「区画」とも。
でも、この機械のような場合は「座標上の点を結んで引く」という数学用語や、「見取り図をかく」とか「図面上に表す」が適当なんでしょう。
元々、コンピュータで図面をかく「CAD(キャド)」の出力で、紙にペンで線を書いていく「ペンプロッタ」のペンをカッターに置き換えたものなんだと思います。

この「陰謀なる」機械、文字の輪郭線に「刃」を入れてくれるとこまではやってくれるのですが、文字として使う部分と、ゴミとなる部分(塗り潰した文字の余白部分と思って下さい)を分けて、ゴミ部分を台紙から剥がして捨てる作業(ウイード作業)はやってくれません。
その作業は、ピンセットとカッターを持った「人の手」が、二つの「眼」をセンサーとして「脳」で処理したデータに基づき行います。つまり「手作業」です。カットの精度が向上し、数ミリの小さな文字も切れるのですが、ゴミ取りは「手作業」ですから、ねぇ、分かるでしょう。
このゴミ取り作業が自動化される日はいつの日なのかと考えながら、小さな文字を凝視してゴミ取りしていたら、いつの間にか「プリント全盛時代」に突入してしまいました。
「プリント」による文字づくりに関しては、また別の機会にお話致しましょう。
今日はこの辺で、ご機嫌よろしゅう。

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