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扁平半ドーム型&砲弾型完結編

今日の施工現場です。
あの砲弾型テントの壁が出来上がっていました。
こんな感じです。

以前は、レンガ壁に直線的な尖塔が建っていて洋館風な造りでした。
今回、壁が岩の様な造形になり、中央アジアとか中東アラブの雰囲気に変わりました。
「砲弾型テント」は、膨らみを持った「アラビア風」もしくは「ムスリム風」の「塔」のイメージでした。
内部に蛍光灯が入っているので、空が暗くなると、ほんのり緑色に光って見えるはずです。

今回「扁平半ドーム型テント」もこの現場への取付でした。
外部のテントが全部見えるアングルからのショットです。
2階の窓の「扁平半ドーム型」10台と屋上の「砲弾型」2台がフレームから新調のテント。
1階左側に3台ある緑色のテント、それから右側の高所作業車ブーム下に見えるカマボコ型のテントが生地の張替でした。
他にも、この写真で見えない場所にも・・・・・。

入口の「自動ドア」
テント生地で作ったゲートです。
よく「のれん状」のゲートを見ますが、ここは赤外線センサーでの「自動開閉式」
オーナーの発想で、普通の自動ドア(ガラスの)駆動装置を使ってテント生地ゲートを動かしています。
今回は生地の張替でした。
今までは単純な一枚物の幕でしたが、新しい幕は、風圧で大きくなびいてセンサーが働いて開いてしまうのを避ける為に、数多くの「窓」をあけました(色の違う部分が窓です)
裏にフラップを付けて、風が当たったら窓のフラップが開いて風を逃がすことで、全体が大きく動くのを避ける仕組みです。
お客様との話し合いの中で提案しました。
幕本体の裾には、鉛の入った重い「ウエイトロープ」を入れています。これも「振れ止め」の一環です。
さて、このゲートをくぐると・・・・。

中に、こんな幕があります。
少し前に縫製場で加工していたストライプ生地です。
オーナーのプライベート部分と駐車場を分ける仕切幕として使いました。
この生地は、このような使い方はあまりしないのですが、オーナーが「色柄重視」で選んだ結果です。
間違われない様に「出口ではありません」と文字を入れています(笑)

他に、建物裏側にあるテントの張替も行いました。

今月初旬に曲げ加工された鋼材が入荷した時から始まった「製作・施工記」ですが、これをもって「完結」といたします。
ご愛読(?)ありがとうございました。

今日はみどりの日の祝日でした、皆様、良き「ゴールデンウイーク」をお楽しみ下さい。
ちなみに上記現場は5月1日リニューアルオープンです。
場所は、ヒ・ミ・ツです。写真を参考に探して下さいませ。(ヒント、国道4号線)

今回の現場は「株式会社パムコ」様の現場でした。
ネット上にサイトをお持ちなのでアクセスしてみて下さい。
「株式会社パムコ」様のサイトはこちら

参考資料
各テントの使用生地です。
「扁平半ドーム型」東レ(泉)ルミパールテント(透光性生地)T-3002F 
「砲弾型」テイジン テトロンテント 3669FP
1階部分張替 東レ(泉)クールテント T-1788F
自動開閉ゲート クラレ パロニィFCテント 4170F&1171F
内部仕切幕 東レ(泉)コスモエバリア 5103

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