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2006年12月06日

これもテント張り替え

久しぶりに施工現場を手順を追って見ていただきます。
約6年前に新規で施工した現場の張替工事でした。

まずは、張り替え前。
こんな姿でした。
軒裏の右側は、少し天井部分を撤去しはじめています。
真ん中右側の脚立は3メートルあります。結構高い所まで手が届きます。

軒裏を全部はずしました。
中には蛍光灯の照明が仕込んであります。

古い生地を全部はがしてしまいました。
ほとんど錆もなく綺麗な状態のフレームでした。
白いペンキで再塗装を行ったところです。
この機会に蛍光灯も全部交換するため取り外しています。

一気に飛んで(笑)
新しい生地がすっぽりかぶりました。
中の蛍光灯も全部交換されて、明るい光に戻っています。
中央のロゴが最初の写真と異なるのがお分かりですか?

完成写真です。
辺りはすっかり真っ暗になってしまいました。
でも、暗くなってからがこのテントの本領発揮。
内蔵している蛍光灯の光で、テント全体が明るく光っています。
正面はくっきり明るく白い面、中央のロゴも綺麗に映えます。
軒下に相当する部分は、アルミパンチングメタル(アルミ板に無数の丸い穴があいているもの)を取り付けているので、正面より明るさが押さえられています。
足下は少し暗くなるのですが、その事が、正面のロゴ面をより一層目立たせる効果になっています。

普通の生地ではこんなに綺麗に明るく光りません。
内照式サインテント専用の、光の拡散性が良く、適度な透光性を持つ生地を使っているから明るくムラのない光で演出できるのです。
夜の長いこれからの季節、あなたのお店を印象的に演出するのは、内照式のサイン(デザイン)テントです。
ご相談は鳴海テントへ

参考資料 使用生地 テイジン ルナシャイン

2006年10月20日

どんなところにもテントを

先日の施工です。
順番に御覧下さい。

まずフレーム取り付け。
ちょっと高い場所なので、クレーンで吊上げました。

次は生地の展張作業。

あっという間に完成です。
実際は、それなりの時間がかかってますが。
ちょっと変わった形でしょう。
理由があるのです。
この建物は、道路に対して斜めの壁面になってます。
テントは、窓を潰さない形で設置が条件。
しかし、背の高い車両が入るので、地上からの高さを確保しなければいけない。

そこで、こんな形になりました。
わずかな勾配でも雨が流れるように、また積雪の荷重にも耐えるように「曲面」の採用です。
左右でテントの「出巾」が違うのですが、単純なシリンダー形状の曲面なので「ねじれ」等を生じません。
造形的な効果を考えて、太いパイプで枠を組み、角度の異なる「つり棒」での懸架式です。
雨水も正面ではなく、左右に分かれて落ちるので、下の空間の作業性が高まる事でしょう。

限られた範囲での設計、歪んだスペースへの設置は鳴海テントにご相談下さい。
条件に合ったご提案をできると思います。

2006年10月04日

二段構えのテント

近くの町工場での施工です。
工場内から製品を出す時に「雨よけ」が欲しいとのご注文。
しかし、2階に重量物を吊上げる場所でもあるので「固定式」は不可との事。
そうなれば「可動式オーニング」が最適。

シャッターの上に「テント」を取り付け完了です。
いや、まてよ。
これは「固定式」のテント。しかもシャッターボックスからほんの少ししか出ておらず「雨よけ」の役には立たないんじゃないか?
さっき「可動式オーニングが最適」っていっていたはず。
それでは、次の写真へ。

ね!
「可動式オーニング」がついてるでしょ。
この現場、製品を出してくるのは写真左手のシャッターの方なんです。
どの向きに取り付けても良かったのですが、間口が小さいので、低コストの「住宅用モデル」を採用。
ただし、「住宅用モデル」は出巾が2mまでなので左のシャッターからだと、相当寸足らず。
そこで右側に取り付けなんですが、こちらもほんのちょっと足りないんです。
それに、シャッターボックスが邪魔でもあるので、寸法を稼ぐのと、障害物のシャッターをかわすために「小さな固定テント+可動式オーニング住宅モデル」となりました。
工場の出口側の壁際には、雨仕舞のために「可動式オーニング」の傾斜に会わせて小さな「ひさし」も取り付けました。

フレームを自社加工する鳴海テントですので、このような芸当も簡単です。


2006年09月13日

本当の故障箇所は?

10年ほど前に電動式の可動オーニングを取り付けたお客さまから
「スイッチが壊れたので手配して欲しい」と連絡が入りました。
スイッチは単純な構造なので滅多に壊れません。
モーターが動かないのは他に原因があると思い、点検に行きました。
すると、思った通り。
モーターは時々動きますが、途中で止まってしまう。
動いているときはしっかりしたギア音なので、モーター自体に不具合はなさそう。
さては、あそこかな?

やはりそうでした。
上の写真は巻き取りパイプを回すモーターのヘッドです。
中央に真っ白な部分がありますが、「クラウン」と呼ばれ回転数を感知する部分です。
問題は、その左側にある輪、少し黄ばんでいる部品。
「クラウンリング」と呼ばれているみたいですが、「クラウン」と「パイプ」を繋ぐ部品です。
これが腐食して破損していました。
そのため、回転数を感知できず、とんでもない所で止まったり、止まるべきところで止まらないという症状になります。
最悪はモーターを焼き切ってしまう事にも繋がります。

そこで「クラウンリング」だけ発注。
現在の仕様では黒い樹脂になっていました。
おそらく耐候性を高めたのだと思います。

この黒い新品リングを装着した写真です。
黒いリングには「フランジ」が有るのが見えますでしょうか?
この「フランジ」でパイプ端に引っかかって固定されるのです。
古いリングはこの「フランジ」が削れてしまってなくなっていました。
紫外線で樹脂が劣化したためだと思います。

モーターの全景です。
巻き取りパイプの中に装填されるので、普段はヘッド部分しか出ていないのでブルーの部分は見えません。
このブルーの部分に、モーター本体のコイルや回転子、減速ギアなどがコンパクトに入っています。

モーターユニットは10万円もする高価な部品です。
それに比べて「クラウンリング」は、送料を含めても桁が二つ違います。
安いんです。(高い方に二つじゃン千万円ですから)
モーター本体の焼き付きなどは、モーター全体の交換をしなくてはなりませんが、単に動かないとか動きが変だという場合、周辺の部品の不具合も考えられます。
現在電動式の可動オーニングをお使いの皆様は、モーターに変化が見えたときは早めにお近くの「テント屋」にご連絡下さい。
早いうちなら「安く」復帰させる事が可能かもしれません。
そして、動かない原因で一番多いのが
「コンセントからプラグが抜けてた」
です。
露出形スイッチの場合、スイッチボックスから出ている電源線を追っていって見て下さい。
ちゃんと壁のコンセントにささっていますか?
これは無料で直る秘けつです(笑)

2006年09月05日

下地が大切

以前にエントリーした、下見に行った現場の施工です。
東京都町田市鶴川です。
この現場は、前にはコンビニエンスストアだったそうです。
間口12mの長い電動式可動オーニングを取り付けます。
正面のパラペット(軒上の垂直な外壁、屋根の構造を隠すために主に店舗で使われる)は
水平に入っている木造下地に窯業系サイディングの縦張りです。
内部は電動シャッターのボックスなので、主要な構造材が有りません。
そのままでは取り付け強度が確保できません。

そこで、梯子状の下地金物をあらかじめ取り付けます。
水平に流れる外壁の下地材3本に、数多くの木ねじを打ち込んで強度を出します。
画面右側の様にL鋼で組んだ「梯子」をしっかりと固定します。
画面左側は低くなってますが、ここには看板が入るので、仕方なく切り欠いています。
その部分で分かるように、「梯子」の取り付け後は、白い板で覆います。
鉄骨むき出しでは体裁が良くないので、お化粧です。
この、新たな白い壁の下端に、可動オーニングが取り付けられるのです。

この下地工事をした日は、写真のように青空が広がる良い天気でした。
この翌日に、電動式可動オーニングを取り付けたのですが、その日は大雨。
しかし、日程を延ばせなかったので、雨の中での作業でした。
雨仕舞のコーキング作業も有ったのですが、日が暮れる少し前に雨があがったので
ヒートガンを使い、壁面と機材を乾かしてコーキングを完了しました。
しかし、その頃には空が暗くなっていて、写真が撮れませんでした。
従って、完成後をお見せする事ができません。

町田市鶴川の、鶴川街道沿い、鶴川二小入口交差点にこのお店はあります。
通りがかった方、あるいはお近くの方、写真を撮られたらメールでお送り下さい。
そして、このお店でお買い物を。
薬屋さんなんです。

2006年07月12日

おNEWな道具

先週末に入った新しい道具です。
以前エントリーした「切断機」の後継機です。

エンブレムが読めるでしょうか?
天下の「HITACHI」製。
今日、初めて「製品」の材料を切りました。
さすがに新しいので動きも軽く、疲労も少なくなりそうです。
これから「バリバリ」切ってもらって「ドンドン」テントのフレームを作っていきます。

2006年06月30日

足して加えて、生まれ変わる。第2話

27日のエントリー「足して加えて、生まれ変わる」の続編です。
いよいよ生地の交換へと進みます。

古い生地を全て撤去して、既存フレームの再塗装を終えた姿です。
設置後13年のテントですが、一部を除き錆も少なく綺麗に塗装できました。
(経年劣化でテントの天井部に穴があいたため、一番下の生地を巻いているパイプは、錆びていたので錆を落して速乾性の防錆塗料で下地調整しました)

翌朝、生地張込み開始です。
建物の屋根に登ると、テント上端の作業に最適。
生地を仮固定して、下ろし広げた所です。
全ての工事が終わった「完結編」は次回のお楽しみに・・・・。

今回の工事は営業を継続しながらなので、短時間ずつ4日間に渡りました。
梅雨なのですが、作業中は雨が降らず、逆に天気が良すぎて気温の高さに苦労しました。
我々が暑さにバテながらの作業中にお店の前では、おなじみ「サトちゃん人形」が、「営業中 工事期間中もやし9円」の看板を携えて、買い物のお客様をお迎えしていました。

2006年06月27日

足して加えて、生まれ変わる

今日のさいたま市は、真夏の太陽が照りつける日でした。
梅雨の期間中に、このような晴天は嬉しいのですが。ちょっと暑すぎ。
灼熱の中での現場です。

今日の作業終了時点の写真です。
店名の入っているテントの下に、新たなフレームが付いているのがお分かりでしょうか。
先週、塗装段階のエントリーをしたフレームです。
このお店の施工前はこんな姿でした。

カマボコ型のテントが付いていました。
このテントも前に施工させていただいたのですが、今回、本体のテント(店名入り)の天井部分が痛んでしまった事と、店舗前面を整理してスッキリさせる為にリニューアル工事となりました。
正面の大きなメインテントのフレームはそのまま使い、カマボコ型テントを撤去した代わりの「売り場」として、間口全部を1。5m前にせり出す「ヒサシ型テント」を追加する計画です。

メインテントの生地下端を外して、むき出しにしたフレームに新しいフレームを加えます。
お店の営業は休まないので、溶接は避けて主にボルト接合で組み立てます。
お客様の増える夕方には作業を止めて、また明日朝から再開です。
明日も「灼熱地獄」との天気予報。
雨に降られるより良いのですが、「てるてる坊主様」の神通力が効き過ぎです。
でも、とりあえず明後日までは雨を降らさないで下さい、てるてる坊主様。

2006年06月24日

梅雨の晴れ間に塗装作業

九州や西日本では被害が出る様な大雨。
お見舞い申し上げます。
今日のさいたま市周辺は、青空も見える良い天気でした。
そこで、露天で塗装を行いました。

来週施工予定の、間口が約12mのテントの一部です。
サイズが大きく、組んでしまうと大変なので、現場で組み立てるプレハブ方式です。
屋内でも塗装できるのですが、天気が良い日は外で塗った方が気持ちが良いし、乾燥も確実です。
塗料は、超速乾性の変性フタル酸エナメル塗料を使っています。
主に、張替の際のフレーム塗装の為に導入しています。
指触乾燥時間(触って大丈夫になるまでの時間)が、気温20度で15分くらい。
これからの季節の気温25度以上だと、10分足らずで乾燥します。
仕上がりも艶があり綺麗ですし、作業性も良いので多用しています。
今回は、新規フレームの製作ですが、塗装後短時間で積み重ねる必要が有ったので、超速乾塗料を使いました。
もちろん、下地には防錆塗装(錆び止め)を施しています。

2006年06月15日

看板の中身公開

すこし前に施工した看板です。
まずは、加工途中の写真から。

作業場内で組立を終え、内部照明の試験点灯を行っているところです。
ちょっと暗くて分かりにくいですが、既に「面」の生地を張込んであります。
普通の固定テントと同様にロープで編み込んでいて、以前に施工した看板と同じ方式です。
内部はこんな仕組みになっています。

そして施工後の写真です。
看板の上端は「蝶番」で繋がっているので、蛍光灯の交換時は面全体を蓋の様に持ち上げられるので作業が簡単です。
「看板だけど中の仕組みはテント方式」の看板です。

参考資料
表示面プリント使用プリンター 武藤工業(MUTOH) ラミレスグランデ

2006年06月05日

所変われば品変わる

昨日、今日と1泊2日の旅行でした。
弊社のお客様の「店舗設計・企画屋さん」の慰安旅行でした。
店舗を作る時の色々な業種の職人さん達が約30名集まった旅でした。
大工さん、電気工事屋さん、ガラス屋さん、などなど。
行き先は新潟県村上市の「瀬波温泉」でした。
村上と言えば「鮭」、サーモンが特産。

「イヨボヤ会館」という所を見学。
イヨボヤとは村上の方言で「鮭」の事。
施設内に鮭の稚魚の人工養殖池を覗ける所が有りました。
無数の稚魚が光を受けて、それはそれは綺麗なこと、綺麗なこと。
竜宮城の風景は、こんな風景かもしれません。

これは、今日の昼食に立ち寄ったお店。
建物全体をテントが覆っています。
テント屋としては、とっても嬉しい風景です。
ご飯も新鮮な魚と、エビと蟹の出汁が効いた味噌汁など美味しい。

この店の他も、多くのテントがありました。
固定のテント、可動式のテントと様々ですが、固定テントのフレームはステンレス材やドブ浸けメッキ(溶解亜鉛メッキ)のポストジンク材で作られているものが多い様でした。
海が目の前、しかも冬には日本海からの、強い潮混じりの北風。
鉄に塗装のフレームでは「錆」から逃れるのが難しいのかもしれません。
休業して久しいと思われる店舗の、鉄パイプに塗装仕上げのフレームは、内陸の埼玉県ではあまり見ない様な錆び方をしていました。
しかし、定期的に生地を張り替えて、その都度塗装を新しくしていけば、鉄に塗装の場合でも美しいまま使っていけると思います。
無塗装のステンレスや亜鉛メッキには無い「色」を楽しめるのが塗装仕上げのメリットです。

環境に応じて素材を選ぶのも重要ですが、日頃のメンテナンスを欠かさない事も大切です。
「綺麗」を保つ事が、お店の売上を伸ばす礎です。

テントの張替は、鳴海テントにご用命下さい。
あなたのお店を「綺麗」にして売上の向上に貢献します!

2006年05月28日

これも丸っこいテントです

「またまた曲げられてしまったパイプ達」を使ったテントを施工しました。

オカノ1

施工後の写真です。
形はお分かりですか?
少しまわりがうるさくて良く分からないかもしれませんので、見やすい写真を。

オカノ2

施工前に、作業場で「仮張り」をしているところです。
これで形がよく見えると思います。
円筒形を1/4にした形です。
「1/4円筒(Quarter Cylinder)型」としておきましょう。
「1/4パイプ型」でも良いのですが、側面に布面が有るのでパイプ(Pipe)とは言いがたく、やはり円筒(Cylinder)。
これが、あの「嘘のクイズ」の答えです(笑)

オカノ3

生地を張込み、雨仕舞のシーリングも終わったのでテントの中を点検に入ったら、とっても綺麗な空間でした。
青いテント生地を太陽の光が通り、なんとも言えない「ブルーの洪水」
スキューバダイビングはやった事の無い私ですが、海の中ってこんな風景なのかな?と思ってしまいました。
テント生地の透光性が作り出す「色」の効果。
雨除けや日除けの機能だけではなく、「色」を上手に使った演出がメインな「テント」も出来るんじゃないかな?と思った瞬間でした。

「カラーフィルター」効果も合わせ持つ「テント生地」
「色」の事も考えていく鳴海テントです。
お店やお部屋に新たな「色」のアイテムとして「テント」を考えてみませんか?
是非、ご相談下さい。

参考資料
使用生地 クラレ 彩(いろどり)FC 9150F


2006年05月25日

テントの形いろいろ

過去の施工例です。
ご近所の調剤薬局さん。
かれこれ5年くらい前の施工でした。

ちょっと特殊な形かな、と思いご紹介。
建物の出入り口の「雨除け」としてのテントです。
普通なら「ヒサシ型」と呼ばれる片流れのまっすぐなテントが定番。
壁から手前に傾斜が付いていて、雨は手前に流れる形です。
でも、ここの場合「なんか面白い形にして」とのリクエストも有ったので、
まず、曲線を使う。
そして、来訪者の動線上に雨を落さない。
しかも、単純ではない形。
というコンセプトで考えました。
あまり高さが取れない位置なので、いわゆる「カマボコ型」は無理。
そこで、緩やかな円弧で屋根を作り、雨水は左右に流す、そして左右非対象。
それが、この写真のテントでした。
雨が正面に落ちないので、今でも正面の部分は綺麗です、気になる「しずく汚れ」も有りません。

まるで、飛行機の翼の断面のような形状。
勝手に「ウイングスタイル」と名付けてます。

こんな独創的な形も、お客様の使い勝手を中心にして考えます。
鳴海テントで世界にひとつのテントを作ってみませんか?

2006年05月15日

またまた、曲げられてしまった。

曲げられたパイプが、またしても運ばれてきました。
最近、本当に「丸」系のご注文が多いです。
ありがとうございます。

今回の材料は、今まで御紹介してきた「扁平半ドーム」や「クォータードーム」とは別の、新たな形のテントになります。
フレームが完成し、施工されるまで可能であればその姿を御覧いただきたいと思っています。
どんな形状か予想してみて下さい。

「おわかりになった方は、隠しページの応募フォームで答えをお送り下さい。
正解多数の場合は、厳正な抽選を行い豪華賞品をお送り致します。」

な〜んて懸賞クイズができたら良いですねぇ。
「」の中のクイズ募集は「うそ」です。
「隠しページ」も存在しません。ごめんなさい。
でも、形の予想はしてみて下さい。
答えは数日後に。

2006年05月04日

連休中の作業場

3日から7日まで、事務所はお休みを戴いています。
しかし、連休明けすぐに施工や納品を控えている物件があるので、工場は動いています。
今、製作中のフレームは

クオータードーム1

またまた「曲げ加工」された鋼材を使う「丸っこい」テント。
今回は、同一半径の材料のみ、つまり「1/2W(間口寸法)=D(出巾寸法)=H(高さ)」の「正ドーム型」です。

クオータードーム2

またたく間に組み上がりです。
半径80センチのかわいいサイズです。
今回は1台のみなので、「扁平半ドーム」の時の様なゲージは作らず、「曲尺」で垂直を見ながらの作業でした。

クオータードーム3

錆び止め塗装も終了です。
でも、このテント、少し形が変だと思いませんか?
裾のパイプが「半円」になっていない事お気付きですか?
このテントは、平面の壁に付くのでは無く、「入隅(いりずみ)」といって、壁がへこんでいる角に取り付けします。
上から見ると、半円の半分=1/4円なのです。
そこで、「1/4ドーム(Quarter Dome=クォータードーム)型テント」と命名しましょう。
現場に設置後の姿は連休明けにお披露目の予定。乞うご期待!

丸っこいテントが得意な「鳴海テント」です。どうぞよろしく。

2006年04月20日

こんなんできました。

最近、まるっこいテントが続いています。
今日の夕方、弊社駐車場にこんなモノが出現しました。

砲弾1

これは、現在製作中のテントフレームです。
鉄の加工が終わり、錆び止め塗装も済んだので生地縫製の型取りをする為に、鉄骨作業場から運んで来ました。
この形、中膨れの紡錘型ですが、「砲弾」に見えませんか。
「砲弾型テント」とでも命名しましょうか。

砲弾2

この「砲弾型テント」は外側の、曲げ加工されたパイプを外すとこうなります。
こうなると放送用のアンテナの様な形。

砲弾3

そして、最終的にはベース部分も4分割されてしまいます。
この「砲弾型テント」は、高さが約2.6m、一番太いところの差し渡しは約2mあります。
取付の時もですが、運搬も大変なサイズです。(弊社の2tトラックの荷台内のり寸法は、約1.7m)
そこで、バラバラに作って組み立てる「プレハブ形式」です。
取付も現場で順番にボルトで組み立てていくと完成します。

最終的にはこのフレームに生地がスッポリと被って、色鮮やかな「砲弾」になります。
ただ、ご注文いただたお客様のイメージは「砲弾」ではなく、全く別のモノなのですが、それは施工後の方が分かりやすいので、その時にでも。


2006年04月17日

テント屋の知恵

昨日の施工現場です。
西武新宿線の井荻駅近くの美容室です。
ヒサシ型テントの先端についているアルミの「見切り」が、シャープな雰囲気を作っています。

井荻1

この「見切り材」実は、とあるメーカーの「アルミオーニング」の部材を拝借して使っています。
この写真がその部材の断面です。

井荻2

それを、この様にカットしてしまいます。
右側の部分を使い、ヒサシ型テントの先端にキャップのようにはめ込みます。
そして、右端の丸い溝に「フリル」を通すと、最初の写真の様に完成です。

井荻3

残念ながら、これは当社のアイデアでは無いのです。
このお店は、昨年の夏に店舗改装に合わせてテントを張り替えしました。
その時すでにこの仕組みでした。
以前に何処かのテント屋さんが考えて編み出したのでしょう。
張替えの時には既存の部材をそのまま使いました。
今回、車がテントに接触する事故が起こり、アルミ材とフリルが損傷。
その原状復帰作業として、新たにアルミ材を当社で切断加工しました。

この方法、なかなか思い付く事ではありません。
長いアルミ材を真っ直ぐに「縦裂き」にするのも大変な作業です。
でも、思い付いて、やってみて、結構綺麗に仕上げた。
その何処かのテント屋さんに敬意を表します。


2006年04月14日

連続ドラマ「扁平半ドーム型テント」

フレームの上塗り塗装が完了しました。
生地は既に縫い上がっているので、「扁平半ドーム型テント」計10台製作終了です。
天気に恵まれたので、露天で塗装しました。

domefinish

製作完了、即取り付けの予定だったのですが、現場のスケジュール変更で来週に取付が延びました。
それまでの数日の間、弊社駐車場で待機です。
テント、特に丸っこい形のテント製作を最初から御覧頂きました。
ひととおりの手順や方法をご理解いただけたと思います。

お楽しみいただいた(?)連続ドラマ「扁平半ドーム型テント」も「製作編」は本日が最終回です。
近々、特番形式で続編の「取付編」を公開すべくドラマ製作の準備を致します。
次回作は全編ロケで構成の予定です。乞うご期待!

2006年04月13日

フレームの化粧品選び

下塗りが乾燥したら仕上げ塗りですが、何色で仕上げるかはそれぞれの現場で異なります。
通常は、白・ライトグレー・黒の三色を超速乾の塗料で常時用意しています。
その他は、その都度のご指定に合わせて調色します。
お客様からの色の指定は色々な方法で頂くのですが、一番確実なのは「ペンキの色見本」である日本塗料工業会の「塗料用標準色見本帳」のナンバーでの指定です。
その見本帳はこんなモノです。

nittkou1

ズラッと並んでいますが、この見本帳の色なら各塗料メーカーに調色を依頼すると、ちゃんと同じ色で出てきます。
デザイナーさんは良く「DICカラーガイド」で指定して来るのですが、「DIC」は染料である印刷インクの配色見本なので、顔料のペンキでは再現できない色が多いのです。
なので、「DIC指定」の場合は、あくまでも近似色となりますが、中にはペンキで再現不可な色も有り、悩むところなんです。
今回のご指定はこの色

nittokou2

画面真ん中の色です。
限りなく白に近いのですが、マンセル値の「5YR9.2/1」が示す様に、ほんの少し「黄色と赤色」が入っています。
この色で「扁平半ドーム型テント」のフレームはお化粧(仕上げ塗装)をします。
メイクアップアーチストの腕が試されます。

今回の指定理由は、テントが設置される建物の壁に有る装飾部分と同じ色との事。
特段に調和を考えない場合は、前出の無彩色で塗装するのが無難ですが、生地の色に合わせたり、今回の様に建物側に合わせたり、また、敢えて合わせるのではなく生地とは反対の色を使ってフレームを際出せたり、などフレームの色の演出には様々な方法があります。
目的と環境に合わせた配色をご提案する事もできます。
是非、鳴海テントにご相談下さいませ。

2006年04月12日

フレームも同時進行

すっかりお馴染み「扁平半ドーム型テント」
こちらはフレーム製作現場です。
フレームも、錆び止め下地塗り完了です。

錆び止め

赤っぽい塗料が「錆び止め塗料です」
有害な「鉛」を含む塗料が錆び止めとしては高性能の様ですが、最近では「鉛フリー」なモノも良くなって来ています。
この赤みを帯びた色は「赤さび色」と呼ばれています。
他に、もっと鮮やかな朱色の「光明丹色」もありますが、いずれも「赤系統」
錆び止め塗料というと、この赤系統を連想しますが、「淡緑色」や「グレイ」はたまた「アイボリー」の錆び止め塗料もあります。
でも、この「赤系統」の方が錆びにくそう、と感じるのは「慣れ」でしょうか?

錆び止め塗装は、鉄の素地に強固に食い付き、大気と鉄の縁を切り、また、化学的作用で「防錆」するのが主目的です。
しかし、下地調整剤として、上塗りの仕上げ塗料の「ノリ」を良くするのも役目です。
ちょうど、お化粧の際の「ファンデーション」と同じですね。
しっかり丁寧にファンデーションを施す事で、仕上がりの美しさが決まります。
皆さん、ファンデーションをおろそかにしてはいけません。

このところ「扁平半ドーム型テント」の連続ですが、ひとつのテントが素材から加工され、施工を終えて完成する流れを知っていただくのに良い例と思い「連続ドラマ化」しています。
でも、他の仕事もやってますよ、ちゃんと。

2006年04月10日

扁平ドームフレーム製作経過

昨日は休日返上で、数日前から手を付けている「扁平ドーム型テントフレーム」製作に勤しみました。
おかげさまで、昨日中でフレームは組み上がりました。
総計10台。

ドーム経過

写真は、その途中の風景。
手前に5台分、画面右奥の台上に組立途中の1台が載っています。
この時点で、既に1台は下地塗装を終えて生地縫製の為に「型取り」をするので縫製場の方へ移動していました。
フレームは、組立完了後、錆び止めの為の下地塗装を行い、乾燥後に着色の為の上塗り塗装を行います。
その模様は後日にご報告。

フレームが出来たので、生地の縫製も始まります。
こちらも明日以降にお披露目できると思います。

今日は、金物作業場の整理や、新規の現場の下見、また受注が決定したテントのフレーム設計・製図と忙しく過ごさせていただきました。
ありがとうございます。

2006年04月08日

道具7(バリバリ切ります)

今日は午前中、カーテンの打ち合わせの為に「北青山」まで行きました。
原宿駅から明治神宮表参道を歩きましたが、土曜日なので人が多い多い。
地方から出てきたての女子大生が、電車の中で前に居ました。
会話の内容で↑と分かったのです。

午後は戻って「半ドーム型テント」のフレーム製作続行です。

鋼材をバリバリ切断するのが上の機械。
比較的ゆっくりと回転する「刃」が、鉄を削り切ります。
以前は高速で回転する「砥石の刃」が鉄を「擦り切る」タイプの切断機を使いました。
派手に火花を出す代物です。
しかし、その機械は、
「ぎゅぅうい〜んん」と大きな騒音をまき散らすので、現在はあまり騒音を出さないこのタイプを使っています。

明日は日曜日ですが、「半ドーム型テント」が間に合わなくなるといけないので製作続行です。
まわりの桜ももう限界、花吹雪が激しくなっています。

そうそう、今日は「灌仏会(かんぶつえ)」「花祭」とも呼ばれるお釈迦様の誕生日祭。
打ち合わせ現場(青山)の近くにお寺があり、本堂の前に「天上天下唯我独尊」のポーズの釈迦像が、甘茶の中に立っていました。
手を合わせて、甘茶を掛けました。
打ち合わせの待ち時間に周辺をぶらついて出会った光景でした。

2006年04月07日

丸・○・マル・まる

今日の金物作業場の状況です。
朝、作業場に行くと材料屋さんから「曲げ加工」された材料が入っていました。
曲げ半径別に置いてみたのがこの写真です。
さて、何を作ろうとしているのでしょう?
巨大なフラフープ?、でっかい新体操の「輪」?
なんやて、そんなん誰が使うねん!

曲げ加工1

正解は、窓に付ける「ドーム型」のテントです。
正確には「半ドーム型」
窓の上に丸いテントが付いているの見たことありません?
あれです。
加工を始めたのがこの写真、扁平ドームなので丸い「骨」の半径が異なるのです。
(真円ドームなら全部一緒なんですが、扁平は大変なんです)

曲げ加工2

1台だけなら、「曲尺(かねじゃく)」の仕事で作っちゃいますが、今回は10台製作するので、それぞれ同じ形に仕上げる為に「ゲージ」を自作しての製作です。
CADで書いた図面で各部材の裁断寸法を割り出して、その通りに切断したら、あとはゲージに従って組み立てれば、全く同じ形のフレームがポコポコ出来上がる。
なーんて事なら楽なんですが。
手仕事で、一つひとつ確認しながら組み立てていきます。

完成した姿は後日にお披露目、できるかな?
結構急ぎのお仕事なんです。

2006年04月05日

道具6(非鉄金属用)

前に溶接機のご紹介をしましたが、あれは「鉄」専用の道具でした。
今回ご紹介するモノは、昨年に同業者から譲り受けた溶接機で「TIG溶接機」と言います。
これは優れもので、鉄はもちろんの事「アルミニウム」や「ステンレス」も溶接できてしまいます。
写真の上が「TIG溶接機」、下は今は現役を退いている「交流手棒溶接機」です。
どちらも三相200Vの「動力電力」を使います。

TIG

いつまでたっても全く錆びない「オールステンレスフレームのテント」や
大きいのに一人で持ち上げられる「オールアルミニウムフレームのテント」を作ろうと目論んだのです。
いずれも加工しにくく、また「テント」は一つひとつが「世界で一つ」のオーダー製品なので、外注で依頼すると材料が高価な事もあり非常に「お高い」製品になってしまいます。
そこで、自社内で加工出来れば良いなぁ、と思ったのです。

しかし、鉄の溶接に比べ、ステンレスやアルミニウムの溶接は難しい。
日頃の仕事の合間でしか練習できないので、なかなか腕が上達しません。
でも、少しずつ練習して、自分の手で「キラキラステンレスフレーム」や「軽々アルミフレーム」を製品レベルまで持っていく所存です。


2006年03月19日

道具5(鉄の仕事用具)

一昨日、昨日に続き今日も台風以上の暴風が吹き荒れました。
乾燥している地面から砂埃が舞い上がり、空が薄茶色に染まっていました。
荒れた天候が続くと、屋外での工事に影響するので、非常に困ります。

今日は、弊社の「鉄骨製作」関係の道具をご紹介します。
まず、鉄材をくっつける役割の「溶接機」です。

溶接機

写真の上、青い顔をしているのが「手棒溶接機」です。
図体は小さいのですが、体に似合わぬ力持ちで看板のベースプレート(厚さ10mm程の鉄板)もドンドン溶かしてくっつけていきます。
小型で軽いので単相200Vの電源が確保できる現場の場合、持ち込んで使う事も出来ます。
その下にあるのが「半自動溶接機」で、炭酸ガスでシールドするタイプの溶接機です。
「手棒溶接」と比べて、簡単に綺麗で確実な溶接ができます。
こちらは三相200Vの電源を必要としています。

昔は、「アセチレンガス」と「酸素」で、手持ちのバーナーを使って「直火」で鉄を熱して溶接する「ガス溶接」を使いました。
しかし、肉厚の薄いパイプを使うテントの場合、ガスバーナーの炎が必要の無い所まで熱してしまい、フレームに歪みが生じ易いという欠点があったので、次第に「電気溶接」に代わってきました。
「手棒溶接機」も「半自動溶接機」も電気溶接機の一種です。

溶接全般に関してはこちらをご参照下さい。

固定テントのスチールフレームは、このような溶接機で確実に接合されて屈強な体となり、丈夫なテント生地と一緒になって様々な荷重に耐えるのです。

2006年03月14日

リユース(reuse)なテント

過去の施工例です。
千葉県成田市のペットショップです。
店舗前面に間口の広い固定式テントでした。
雨水を受けるためにアルミの雨樋が付いています。
コーナーがカチッと決まった直線的なデザインです。

ハッピーベル成田1

中を覗いてみましょう。
おや?、スチールの丸パイプで作られる普通のフレームとは違い、大きめのアルミ型材で出来ています。
なんか雰囲気違いますね。

ハッピーベル成田2

このフレームは、元々テント生地が掛かっていたのではなく、アクリル板が入っていました。
「アクリルルーフ」とか「ルーフテント」などと呼ばれ、一時期はテント生地を使う「テント」を凌駕し、テント生地を駆逐してしまうのではないか、と「テント屋」を恐れさせた品物です。
この現場では、アルミのフレームだけが残された状態でした。
そのアルミフレームに「生地」を張込む事はできないだろうか?という依頼でした。

生地を張込む為の部材(正面上部角のパイプやロープを掛ける為のパイプ)をスチールパイプで加工し、アタッチメントの形で加えました。
正面の雨樋は、そのまま温存使用する事で、裾が引き締まり雨垂れも落ちないテントに仕上がりました。

ひと頃大量に流通した「アクリルルーフ」「ルーフテント」は、各メーカーの相次ぐ取扱廃止・製造中止によって維持の為の交換部品が手に入らない場合も多くなっています。
この現場の場合も、折り曲げ加工した規格品アクリル板が無く、また一部の固定用アルミ部材や防水用ゴム部材も無い状態だった様です。
その点、テント生地を個別にオーダー加工する「テント屋仕事」は、テント生地という素材さえあれば対応できます。

すこし手を加えれば、部品の無くなったフレームも生き返ります。
鳴海テントにご相談下さい。
リユースで、それまで以上の製品をお作り致します。

素材データ
使用生地 クラレ パロニィFC 1141F
文字素材 IKC Eカルテント(白)

2006年03月10日

関西流?関東流?

過去の施工です。
ある和食ファミリーレストランで、テントの張替でした。
張替前がこの写真、黄色の生地でした。

張替前

張替後は、赤系統の落ちついた色の生地になりました。
このテント、よく見ていたいただくと分かりますが、左右の端はロープ等でかがっていません。
側面で見える様に、壁際は生地に一本の太めのパイプが入っています。
先端も同様に生地にパイプが入っています。
左右にはフレームが有りません。
上下のパイプを、両サイドと中央の「腕」で支えています。
なので、ピンと張りつめた感じではなく、自然に垂れているような柔らかい感じになっています。

張替後

同じ様な構造は、もっと小規模の装飾性を重視する現場で作った事はありましたが、その時は「これは独創的だ、他に考えた人は居るまい」と悦に入っていました。
張替の現場で見た事はありませんでしたし、街中でもお目にかかった事が無かったのです。
なので、この現場で大きなサイズで同じ仕組みなのを見て愕然としたのです。
元々この店舗のテントは大阪のテント屋さんが新規で作ったそうです。
もしかしたら関西ではポピュラーな構造なのかもしれません。
実際にテント屋の世界で、関西流・関東流というのが存在する様です。
昔ながらの「腕棒(腕木)式巻上げテント」に使う部材は明らかに違いがあります。
関西では多く見かける「街路式(すべりだし)テント」が関東ではあまり見ないなど、関西と関東ではテントの「好み」が違うようです。
この「違い」が、何故どのように生じたのか「研究」していただける方はいらっしゃいませんでしょうか?
「比較文化論」のテーマとして成立しそうな気がします。

素材データ
使用生地 テイジン ニューパスティ 8880FP

2006年01月10日

取付準備中

住宅用可動式オーニングの取付前の姿

工場内で、準備をした姿です。
3列で置いてあるうち、真ん中が本体。
天地を逆さまに置いてあるので、アームの納まり方が分かります。
向かって右側が、建物外壁と巻き取りパイプの隙間の雨を避ける「ヒサシ」
「上ケース」と呼びます。
左側が取付用のベースプレート。
建物の構造材に合わせてボルト穴をあけてあります。
本体の間口と同じ長さを用意したので、2×4(ツーバイフォー)構造の住宅でも
スタッド(壁パネルの中桟)に固定できるので、特別な壁面補強が不要です。
さて、

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2005年12月24日

生地張替の手順

今日の施工です。
生地が経年劣化していたテントですが、先日の冷たい強風で破れてしまいました。

harikae001.jpg

あまりにもみすぼらしいので店名・電話番号は伏せます。

まず、破損生地を取り、フレームを掃除(ほこりが厚みを持って溜まっていました)

harikae002.jpg

そして、再塗装を施します。(今回はライトグレーに塗りました)
フレームの見栄えは、ほぼ新品状態。

新しい生地を張込んで出来上がりです。
青い空に黄色が眩しいでしょう。
テントの色が変わると、お店の表情も一変します

<完成写真だけクリックで大きな写真を御覧いただけます>

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