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2006年11月12日

災害用トイレ&更衣室

展示品シリーズ続行です。
ワンタッチ式テントの発展応用形の製品です。

120cm×120cmの平面面積のブース形テントです。
用途は「災害用トイレ」
地震などの際、問題になるのが「トイレ」
阪神淡路大震災の時に指摘された課題でした。
あれから11年、今は路上に有る下水道のマンホールを使った「災害用トイレ」の設定がされています。
でも、青空の下でマンホールをトイレとして使うわけにはいきません。
そこでこの製品です。
「ワンタッチ式テント」なので、秒速設営、60秒で完成です。
天幕は白生地を使って、昼間は照明不要です。
軽いので、テントを完成させてからマンホール上に移動が簡単です。
少人数で設営できることは、手が少しでも欲しい災害現場では大事な「性能」です。
災害が無い普段は、スポーツイベント等のシーンで「更衣室」としてお使いいただけます。
たためばコンパクトになる構造。
自治会や学校の倉庫に、ちょこんと置いておいて、普段は楽しいイベント用機材として、そしていざ災害時には頼もしい生活必需品として。
あなたの身近に1台ご用意いただくと安心・便利です。
夏の海水浴、ぱっと広げて「更衣室」
もう「海の家」に駆け込む事や、ワゴン車のカーテンを閉め切って、なんて必要ありません。

車椅子でも使える、120cm×180cmのサイズもご用意しています。
お問い合わせは鳴海テントへ、他にも色々な使い方お教えしちゃいます。

2006年11月08日

ワンタッチ式テント Mr.Quick

「コラボさいたま」弊社ブース展示品から
今日は、二人だけでたった60秒で設営可能な「ワンタッチ式テント」です。
今回、ブースの一部として常設しました。

ちょっとゴチャゴチャしていますが、青い天幕が「ワンタッチ式テント」です。
今までの「屋形テント」に代わる製品に位置づけられています。
その最大の特徴は、柱・棟木・桁・梁などの各部材が全部連結されている事。
そのために、一気に開いて設置できるのです。
全部一緒じゃ重くないかって?
パンタグラフ式の構造で、丈夫だけど細く軽くできています。
また、オールアルミ製で重量を軽くしたモデルもあります。
写真のモデルもオールアルミ製です。

この構造のテントは複数のメーカーから出されていますが、ご紹介しているのは
「Mr.Quick(ミスタークイック)」とネーミングされている製品。
弊社と同じさいたま市に本社を構える地元のメーカーなんです。
お近くで、また人数をまとめていただければ、
スケジュールを調整させていただいて「設営デモンストレーション」も可能です。
使ってみたいな、とお考えの自治会の皆さん、学校や地域サークルの皆さん、
鳴海テントへお声がけ下さい。
この製品の詳しい事は、メーカーさんのサイトを御覧下さい。


2006年11月06日

パーゴラテント「天夢」

今回の「コラボさいたま2006」の弊社ブースの出展商品のご紹介。
昨日のエントリーでも触れましたが、いまいち分かりにくいので改めてご紹介いたします。
パーゴラテント「天夢」、開閉式テントの一種です。

この写真は、テントの生地を開いた所です。
つまり「屋根」が閉まった状態です。
生地がピンとなっていないのですが、これがミソ。
雨水が両側に(この写真では画像奥と手前)流れるように、縫製で雨勾配を取っています。
生地の動きは、画像の左右になります。
動かすためのレールを水平に設置しても、雨を貯めてしまわないような構造、それがこの「天夢」です。
ガレージやバルコニー、ウッドデッキの天蓋部分の「日除け」「雨除け」に最適な商品です。
取り付ける相手は問いません。
今回の木製フレームだけでなく、アルミ材で作った枠や、スチールの枠でも大丈夫。
左右、前後にレールやプーリーなどの部品を取り付けられる構造材があればOKです。
工場や倉庫で、建物と建物の間の使えていない空間に可動式の「屋根」を設置することも可能です。
生地も用途と予算に合わせて色々ご用意できます。

様々な場面で多様な用途が考えられるのです。
こんなところに使えないだろうか?、そんなご相談は鳴海テントにお寄せ下さい。
より良いご提案ができると思います。

2006年03月20日

かんざしに懸垂幕

以前にかんざしをさした看板とのエントリーをしましたが、今日、そのかんざしに、全面プリントの懸垂幕を取り付けました。
品物は先週末に仕上がっていたのですが、あの台風以上の暴風の為取付を延ばしていました。

サンマルク懸垂幕

両側に6ミリのステンレスワイヤを張り、幕を掛けます。
ワイヤと幕を繋いでいるのはあの金具です。
こんな風に使っています。

小規模な懸垂幕なので、上下操作はロープを手で引っ張る方法です。
幕の下端のパイプはオモリ役の物なので、ワイヤには固定せず上下が自由に出来るようにしています。
風が強く当たる時には、上下に動いて幕にかかる荷重を分散してくれるはずです。

昨日までよりはマシですが、今日も結構強い風が吹きました。
完成後の幕も風を受けて湾曲しています。
ユーザーサイドで簡単に上下出来るのが懸垂幕ですから、台風並みの風の時は幕を落していただけると破損させずに済みます。
風がおさまったら、また上げていただければ良いのですから。
懸垂幕を設置している皆様、よろしくお願いいたします。

2006年02月17日

あっちが見える「壁」

施工例です。
前出の粉体を扱う工場です。
二階建てになっているプラント。下にはグレーのキャンバスで作ったホッパー(じょうご)が見えます。

透明壁

二階部分を覆う透明な膜体が見えますでしょうか。
舞い上がる粉体を押さえるために「壁」を作るのですが、不透明な材料では見通しが効かず、作業安全上支障があります。
そこで透明な塩化ビニールフィルムです。
透明ならばガラスでも良さそうですが、ガラスは重くもろい素材です。
大きな面を覆う場合、アルミサッシの様に頑丈な「枠」が必要になります。
また、万が一割れた場合、階下の人に怪我を負わせる可能性もあります。
透明塩化ビニール膜ならその心配はありません。
それに、とても安価で形も自由に加工できます。

明るく、清潔で安全な作業環境づくりに、軽くて安価な「塩ビ膜体」が貢献致します。
ご相談は鳴海テントへどうぞ

2006年01月05日

屋形テント2

昨日に続き「屋形テント」について
昨日の写真の、テントの柱部分をクローズアップすると

下の方に丸いモノが付いています。
これは鉄の鋳物(鋳鉄)でできています。
「オモリ」です。英語では「ウエイト」
屋形テントを設営する時は、柱の底にある丸いプレートの穴に「ペグ(杭)」を打ち込んで地面に固定します。
出来る事なら柱から少し離れた所にもペグを打ち、「控綱」を張ってもらうのがベストです。
これは風への対策。
比較的細いパイプでできているフレームなので、大きな面積の「天幕」が風をはらむと飛んでしまいます。
実際、数年前に小学校の運動会で突風にあおられた屋形テントが舞い上がり、ケガ人が出た事故もありました。

ペグを打てる「土」の上なら良いのですが、舗装面では打てません。
ペグでの固定の代わりをするのが「テントウエイト」です。
写真の品は一個で20Kgあります。
標準として柱1本に20Kgのウエイトを使います。
この鋳鉄製の他に、樹脂製で水を入れて使うタイプも有りますが、私は鋳鉄タイプがお勧めです。
なぜかと言うと

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2006年01月04日

屋形テント

運動会などでこのような形のテントを見かける事が有ると思います。
業界内では「屋形(やがた)テント」と呼びます。
「屋形船」は「やかたぶね」ですが、こちらは濁った発音で「やがた」です。

ご注文をいただく時は「あの〜よく運動会で使っている白い三角形の・・・」とか、「ほらほら、自治会で持ってるやつ」とのご指名をいただく事が有ります。
この機会に「やがたてんと」とおぼえて下さいね。そしてご用命は鳴海テントまで。

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