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2006年09月23日

即興書にて「絆」(KIZUNA)

今日は秋分の日、久しぶりに仕事を離れた「独り言」ネタで。

今月はじめに、看板関係のサイトのオフ会で書いた「書?』です。
大阪からお越しのメンバーが、ダイナミックな「筆のパフォーマンス」で有名で、自分が幹事団の一員だった今回のオフ会でも書いていただきました。
その「ついで」に、私も畳一枚の大きさのパネルに書かせていただきました。
私へのお題は「絆」

実は私、7歳より「書道」を学びました。
といっても行儀の悪い私を見かねた両親が、少しでも大人しくなるようにと始めさせた「習字のお稽古」でした。
18歳まで先生の元で習ったのですが、性に合っていたのか楽しく、面白く書いていました。
最近は、年賀状を筆で書いたり、請求書などの宛名書きを「筆のような筆ペン」で手書きするくらいでした。
しかし、前出の大阪のメンバーの「筆技」を、名古屋でのオフ会で目にしてから、「書」への衝動が生まれました。
以前エントリーした「矢立て」を買い求めたのもその衝動からでした。
そして、今度は自分も即興で大書きする事に。
今までは、せいぜい「条幅紙」に書いたのが最大サイズ。今回の畳一枚は初体験、しかも1文字なのです。
手持ちの筆では太さが足らないくらいでしたが、周囲の注目の中で緊張しつつも筆を素早く運べました。
本当は、オフ会参加者全員に「寄せ書き」してもらう手はずだったのですが、宴席の時間切れで中途半端な状態になってしまってます、残念。
でも、司会として宴を仕切っていたのは自分(=私)なので文句は言えません。

酒席の余興で、ちゃんとした「字体」や筆運びではないのですが、すかっとした気分になりました。
再び先生の元で、ちゃんと学び直してみたいとも思う今日この頃です。

既製の「フォント」では飽き足らないと、常々感じていらっしゃる皆様。
筆で創る世界でたった一つの「書体」、いかがですか?
イメージを頂いて、そんな書体のサインをお創りする事もできます。
ちょっと鳴海テントに相談してみませんか?

2006年08月27日

初めての経験

今日は日曜日ですが、成田の現場に看板の仕事で出かけました。
高速道路を使い、東関東自動車道を走りました。
富里インターチェンジで下りる前に、酒々井PAでトイレ休憩。
再スタートしましたが、異常な振動を感じつつ走行。
路肩に事故車が有り、道路パトロールカーの横を通過した時に
「ば〜んんん」と大音響と強いショックを受けてハンドルを取られました。
反射的にブレーキを掛け、路肩側に車を寄せました。

タイヤのバースト(破裂)でした。
走行車線を時速80キロ程度で走行中の出来事。
すぐに事故処理中の道路パトロールのお兄さんが駆けつけ、タイヤ交換の間、黄色い旗を振ってくれました。

で、交換終了したけど、スペアタイヤの空気圧が皆無に近い。
本線に戻るのは危険なので、3キロ先のインターチェンジまで路肩を低速走行。
その間、ずっと道路パトロールカーで伴走してくれて、後続の車に注意を促してくれました。
料金所を抜けたので、車を寄せてお礼を言おうとしたら、そのお兄さんは
パトロールカーのスピーカーで「気をつけていってらっしゃい」とだけ告げて、即、Uターンで戻って行きました。
整備不良で怒られて当然なのに、とてもさわやかで清々しいその振る舞いに、感動し、頭の下がる思いでした。

現場での施工に関しては後日に。

2006年08月15日

一筆入魂

お盆休みのまっただ中
目の前の道路に大型トラックなどは見当たりません
世の中大多数がお休みなんですね。

先日、銀座の文房具屋で買った品です。
「矢立(やたて)」と呼ばれる道具です。
昔の携帯筆記具、丸い部分が墨壷で細長い筒に筆を入れます。
墨壷の横の環に紐を通して腰にぶら下げるのが本来の使い方でしょう。
今回買った「矢立」は、古道具ではなく、今作られている品です。
筆は、専用の筆が細すぎるので、手持ちの小筆の柄を切り詰めてみました。
「江戸組紐」を通して持ち歩き、芳名帳などに記名する時に、さっと取り出して使ってみたい。
今のささやかな欲望です。

幼い頃から、書道を学びました。
弊社は看板も作りますが、さすがにペンキで看板に文字を書くことはできません。
でも、既製フォントに無い書体でオリジナルなロゴ等をご希望のお客様に、筆を使って書くことがあります。
それをデジタル化して看板にするのです。
世界に一つだけの「書体」
筆が持つ繊細で、また豪快な、豊かな表現力を活かした「ロゴタイプ」や「書体」
ご希望のお客様、鳴海テントにお問い合わせ下さい。
拙筆ながらできうる限りお応えいたします。

2006年07月30日

日本橋から銀座へ

天気の良い日曜日。
久しぶりに仕事とは無関係に出かけました。
行き先は「日本橋 三越本店」

威風堂々としていますね。
地方都市「大宮」のデパートとは、やはり格が違う。
そんな老舗百貨店に来たのは

これらの彫刻作品を観に来たのです。
友人の彫刻家から個展開催の案内をもらっていました。
ちょうど仕事の段落がついたのででかけたのです。
今回はデパートのアートギャラリーなので、小品のみの出展ですが、この彫刻家は屋外の大きなモニュメントが専門とも言える作家です。
「ウチにモニュメントが欲しい」というご注文は、とりあえず鳴海テントにお寄せ下さい

個展会場を出た後、あるものを買いたくて三越店内を探すも見つからず。
中央通りを歩いて「日本橋 高島屋」に入って探すも、無かった。
天下の両百貨店に無いのだから仕方が無いか、と思いつつ。足は銀座へ向かいました。
ところで、昨今トラブルで問題の「エレベーター」
三越には有人運転(いわゆるエレガが乗ってるの)が有り、驚いたけれど、高島屋では全部が有人運転。
次に行った店でもそうなので、「老舗百貨店標準」は、エレベーターは「お姉さんが居るのがあたりまえ」と理解。

itoyalogo.jpg

最後に行ったのが銀座の「ITO-YA」。
文房具屋さんですね。
ここで探していたものが見つかりました。
さすが文房具屋の老舗。
何を買ったのかは、今後の「道具シリーズ」に任せることにしましょう。

ところで「ITO-YA」のロゴ。
上の写真は、商品を入れてもらった袋をスキャンしたので裏の文字が透けてるけど、このデザインは優れもの。
ゼムクリップのイメージに英字の店名。
凄くシンプルなのに、必要十分な情報が入ってしまっている。
いつの日かこんな凄いロゴをデザインしてみたいなぁ、と思っちゃいました。

結局、完全に仕事から離れる事が出来ませんでした。
職業病だね、完全に。


2006年07月27日

意外な加工法

学生時代からの友人が、宮城県で石の彫刻家として活躍しています。
その彼が最近、作業場への足として車を買い替えたとのこと。
石の彫刻は、水を使い、石の粉だらけになる作業なので、車のシートを守る為の「シートカバー」を作ろうかと提案したら、なんと自分で作ってしまった。
ちょっと玄人では考え付かない方法。
しかし、意匠的にも優れているように感じる。
ちょっと御覧下さい。下のテキストをクリックして下さいね。
STONE HEAD FACTORY

彼のメインサイトもよろしく。

2006年07月23日

駅蕎麦じゃなく「駅きしめん」って事は

昨日、本日と名古屋出張でした。
関連業者さん達の集まりに出かけました。

名古屋は、地元の大宮駅から新幹線の乗り継ぎだと約2時間ちょっと。
東京駅から「のぞみ」に乗ると、乗車時間は1時間40分なのでうっかり寝られません。
下手をすると「新大阪」まで行ってしまう危険有り。
今回も寝ない様にしていたのですが、小田原の前で意識喪失、気が付いたのは「浜松」付近でした。
あぶない、あぶない。

写真は、名古屋駅新幹線ホームのお店。
関東なら当然ながら「蕎麦」ですが、さすが名古屋は「きしめん」
「蕎麦」同様、様々なトッピング有りです。
名古屋圏は独特な「食べ物文化」で、
「みそかつ」「どて煮」に使われる「八丁味噌」は、三河の岡崎特産。
今日。土用の丑の日(その1、今年は8月4日も丑の日)ですが、鰻は「ひつまぶし」でいただく。
「手羽先揚げ」も名古屋の名物ですね。
デザートには「ういろう」ほのかな甘みとモチモチ感がたまりません。
どれもこれも「おいしゅうございます」

他に、「あんかけスパゲティ」、「台湾ラーメン」、「小倉トースト」も名古屋の味とか。
これらは食べた事が無いのですが、次回名古屋を訪れる時にトライしましょう。
私は「食べるテント屋さん」です。

2006年07月21日

盗技(とうわざ=技を盗む)

弊社の前は「旧国道16号線」です。
道を挟んだ向かいには、某大手自動車メーカー系列の中古車屋があります。
そこの看板に、看板屋さんが「マーキングフィルムの貼り込み」をしていました。

緑色の下地に、まずオレンジをベタ貼りしました。
その上に何やら文字を貼っている様子。
手元で使っている道具や、その使い方、手順をじっくり拝見させていただきました。
見ていると「う〜ん、なるほど」と感心することも有り、ちょっとした「技術講習」をさせていただきました。
技を盗んだわけですが、こういう「盗み」は許されますよね。

2006年06月20日

オブジェ(神の手が創るフォルム)

今日は、芸術作品を御覧いただきます。

内包された強い固まりを感じさせる作品です。
言葉では形容し難い造形。

半透明の素材は、微妙な交差により光を複雑に透過させて、別の美しさを醸し出しています。
この作品を創ったのは「神の手(God Hand)」そのものです。

一昨日、昨日と、日本各地のテント屋さんが埼玉に集まり、業界関連の工場を見学し「テント・シート」に関しての自主的な「研修」を行いました。
上の写真の「オブジェ」は、見学先のある生地メーカさんの工場で、生産ラインから出た「ゴミ」です。
ビニールハウスなどでお馴染みの「透明ビニールフィルム」の原材料の軟質塩ビ樹脂の塊(かたまり)です。
完成品は、極薄いブルーの透明なフィルムですが、生産途中で「塊状」の廃棄物が出てしまうとの事。
あの形も、機械のノズルから出て来てしまった塊が偶然創った「かたち」です。
機械の説明を受けている最中、傍らの「ゴミ箱」で見つけてしまい、無理を言っていただいて来ました。
形状が面白いのと、光を通した時の美しさに魅せられました。

安価で加工性が良く、丈夫で。発色が綺麗。そして完全な防水性がある「塩化ビニール樹脂」は、「テント屋」にとって、今も昔も最も代表的な素材です。

上手な使い方で、色彩豊かな快適で安全な空間を「材料」と「加工」「施工」の技術で、あなたのまわりに創造して参ります。

2006年06月11日

料理の出来映えは、道具次第?

日曜日の今日、天候は予報より悪く、一日中雨が降っていました。
昨日の午前中の晴れ間は、やはり「てるてる坊主様」からのプレゼントだった様です。
今日は休日で、おまけに天気も悪いので、溜まっている「帳簿仕事」にあてました。
そして、今日の話題は私の趣味です。

銅打ち出しの「雪平鍋」と、出刃包丁です。最近買いました。
私の趣味は色々ありますが(正確には色々ありましたが)現在もたしなんでいるのは「料理」
全くの素人料理ですが、そこらの適当な材料でこしらえます。
でも、道具もそれなりに欲しい。
今まで普通の家庭には無い道具として、中華包丁(四角くて大きく重い包丁)と柳刃包丁(刺身を引く為の刃渡りの長い包丁)を持ってます。
で、ずっと欲しかったのが「出刃包丁」
「雪平鍋」は、今まで使っていたのが柄の部分が壊れていました。

買ったのはこのお店。全身に「テント」を纏っている、「テント屋」受けするお店です(笑)
「越後 刃物屋」と看板に有ります。
先日の旅行で立ち寄った「寺泊」。お土産用の生魚や蟹などは全く買う気がなく、ブラブラと時間を持て余していました。
で、ブラブラの途中に、このお店の店頭で「雪平鍋」を見付けました。
お店の奥さんが鍋に関して色々話をしてくれたのですが、ふと店内に目を移すと。

壁や棚に多くの刃物が並んでいいて、その奥には「主人」とおぼしき男性が座っていました。
早速中に入り、包丁を眺めました。
座っているご主人の前には「砥石」が有り、その場で「刃立て」をしているそうです。
そんなわけで、予定外の買い物をしてしまいました。
旅行で散財しないように現金をほとんど持たなかったので、クレジットカードを使ってしまいました。
クレジットカードって危険です。つい衝動買いをしてしまいます。
皆様、くれぐれも御用心くださいませ。

2006年06月09日

こちらも梅雨入りした模様

気象庁から、本日付けで発表が有ったそうです。
気象庁のサイトにこんな文書がありました。
これから鬱陶しい季節が一か月続きます。
お米や野菜の命の水をいただける大切な雨。
そして、我々テント屋に仕事が有るのも雨が降るからなので、その面からも大切な梅雨。
しかし、現場での取付作業は雨では出来ないので、これからは仕事の予定が立て辛くなります。
翌日が取付仕事の場合、あのお方にお願いをします。
「あーした天気になぁれ」って。
そう、あのお方は「てるてる坊主」様です。

今日は雨の中で作業していました(撤去作業)
明日は取付作業です。
早朝出発なので、今夜積み込みを終了。
ビニール傘は「ご愛嬌」です。

2006年06月05日

所変われば品変わる

昨日、今日と1泊2日の旅行でした。
弊社のお客様の「店舗設計・企画屋さん」の慰安旅行でした。
店舗を作る時の色々な業種の職人さん達が約30名集まった旅でした。
大工さん、電気工事屋さん、ガラス屋さん、などなど。
行き先は新潟県村上市の「瀬波温泉」でした。
村上と言えば「鮭」、サーモンが特産。

「イヨボヤ会館」という所を見学。
イヨボヤとは村上の方言で「鮭」の事。
施設内に鮭の稚魚の人工養殖池を覗ける所が有りました。
無数の稚魚が光を受けて、それはそれは綺麗なこと、綺麗なこと。
竜宮城の風景は、こんな風景かもしれません。

これは、今日の昼食に立ち寄ったお店。
建物全体をテントが覆っています。
テント屋としては、とっても嬉しい風景です。
ご飯も新鮮な魚と、エビと蟹の出汁が効いた味噌汁など美味しい。

この店の他も、多くのテントがありました。
固定のテント、可動式のテントと様々ですが、固定テントのフレームはステンレス材やドブ浸けメッキ(溶解亜鉛メッキ)のポストジンク材で作られているものが多い様でした。
海が目の前、しかも冬には日本海からの、強い潮混じりの北風。
鉄に塗装のフレームでは「錆」から逃れるのが難しいのかもしれません。
休業して久しいと思われる店舗の、鉄パイプに塗装仕上げのフレームは、内陸の埼玉県ではあまり見ない様な錆び方をしていました。
しかし、定期的に生地を張り替えて、その都度塗装を新しくしていけば、鉄に塗装の場合でも美しいまま使っていけると思います。
無塗装のステンレスや亜鉛メッキには無い「色」を楽しめるのが塗装仕上げのメリットです。

環境に応じて素材を選ぶのも重要ですが、日頃のメンテナンスを欠かさない事も大切です。
「綺麗」を保つ事が、お店の売上を伸ばす礎です。

テントの張替は、鳴海テントにご用命下さい。
あなたのお店を「綺麗」にして売上の向上に貢献します!

2006年06月02日

蔵造りの街

今日は、これから現場入りです。
現在時刻は21時少し前。
隣町の「小江戸川越」に出かけます。
この現場を下見した時に「蔵造りの街」を見て来たのでその写真でも。

蔵が並ぶ通りの中程でしょうか、「蔵造り資料館」なる建物が有ったので、一枚。
軒先に「のれん」が掛かっていますが、何となくテントのフリルに見えてきます。
もしかしたら、日本の「テント」のルーツのひとつに「のれん」が関係しているかもしれません。

そして、絵はがきの様なアングルから「時の鐘 鐘撞堂」です。
この時は早朝だったので人通りがありませんが、日中は観光客でいっぱいです。

さて、そろそろ支度して出発です。
徹夜工事なのでミスの無いように慎重に作業いたします。

2006年05月14日

最近のマイブーム

今日は5月第2日曜日。
「母の日」ですね。
この日に向かってカーネーション農家は「勝負」をしているそうです。
天気もなんとか回復模様。よい「母の日」ではないでしょうか。
さて、マイブームは

espresso.jpg

これです。
毎日、数杯のコーヒーを飲みます。
インスタントコーヒーの時も有るし、ペーパードリップでいれる事も有ります。
でも、最近は「エスプレッソ」
もう、十数年前にこの道具を買いました。
直火に掛けてじっと待っていると、「ボボボボ、シュワッ〜ピュー」と、鶴首状のパイプからコーヒーが出て来る。それを見ているのが楽しいのです。
蒸気圧を使った仕組みですよね。
仕事に疲れると、こんな事で癒されています。
そして、ちょこんと載っているデミタスカップは、なんと私が中学生の時の修学旅行で、京都の定番「新京極」で買った「清水焼」です。
当時500円の品。
それでも、中学生の私はまさに「清水の舞台から飛び下りて」買ったお土産です。
本当は父への土産のはずが、自分で使ってます。

今日は「独り言」ネタでした。

2006年05月10日

青空の下で

連休前に加工したキャンピングカーのテントですが、お客様からキャンプ場で使用した時の写真をいただきました。

スーリーのサイドテント

そこは、福島県の裏磐梯。
青空に青いサイドオーニングが映えています。
加工した車体側レールへの挿入部分もキッチリと納まったそうで安堵しました。
車体は、Airstream(エアストリーム)というアメリカのキャンピングカーで、45年前に製造された1台とのこと。
クラシックな感じも受けますが、それがまた「新しさ」にも感じられます。

特に最近は丸っこいテントの製作が多い事もあり、丸いフォルムに親近感を憶えます。
でも、本当は自分の体型に似ているからかも(笑)

2006年05月05日

沿線風景

今年のゴールデンウィーク後半は、三日連続の好天。
みなさん、色々な所にお出かけではないでしょうか。
なので、仕事上の「製作話」は、やめましょう。
といっても、現場下見の移動途中、しかも弊社で扱った品の写真なので、全然仕事から離れていませんね。(笑)

以前、仕上げ縫製を請け負った「横断幕」が掲示されている姿です。
ジョンレノンミュージアムの特別展と世界バレー。
「さいたまスーパーアリーナ」の外壁面に掲示されています。
線路の対岸の「旧中山道」から撮ったので、小さい上に架線や鉄道施設がじゃましていますが、電車の窓からはもっと良く見えるはずです。
一番良く見えるのは、「湘南新宿ライン」の下り線に乗って、「さいたま新都心駅」(湘南新宿ラインは通過ですが)を過ぎてすぐの進行方向左側。
電車のスピードが速い区間なので、ぼーっとしていると見逃しますが、一番良いアングルで見えるはずです。
トライしてみて下さい。

この「さいたまスーパーアリーナ」は、建設計画決定時、地元住民の私は「使いモノにならない巨大箱もの」と思っていました。
しかし、運営者の営業努力の賜物か、今では「コンサート」や「格闘技」の会場として有名になっているし、アリーナに氷もはれてアイスホッケーや「ディズニーオンアイス」までやってる。
そして「高価なムダ」と思っていた「可動式客席」のお陰で、色々なイベントにも使われているので、その先見性に脱帽です。
世界でたったひとつの「ジョンレノンミュージアム」も毎年良い企画をやっています。
この連休に、横断幕を間近で見る為に(?)お出かけになってみてはいかがですか?

2006年04月30日

国や地域で色の好みが違うのかな?

先日、電子メールで懸垂幕のお問い合わせをいただきました。
生地色に関して、DICカラーガイドでご指定いただきました。
「日本の伝統色」と「中国の伝統色」からでした。
「日本の」は手元にありましたが「中国の」が無かったので、早速デザイン用品のネット通販で購入し到着しました。

伝統色チャート1

これが弊社にある「伝統色」のカラーガイドです。
いずれも、お客様からの指定色を生地の色の中から探したり、プリントデータ作成時の色合わせ等に使っています。
本家のカラーガイドと合わせて5種類のガイドを持っていますが、全てお客様からのご指定をいただいた際、手元に無かったのを取り寄せて増えました。
こと色に関してはお客様に教えていただき勉強している点が多いのです。

伝統色チャート2

今回購入した「中国の伝統色」はチョット面白いです。
各色票の上にその色に関する説明があるのですが、これが「中国語」「日本語」「英語」の三か国語表記。
中国語は「簡体字」でカタカナの発音ふりがなも入ってます。
色の勉強に留まらず、中国語の勉強にもなりそうです。

もしかして、と「フランスの伝統色」を見ましたら、案の定「仏語」「英語」「日本語」でした。
そして、「日本の伝統色」は、日本語のみでした。あたりまえかもしれませんが、ちょっと残念。
「萌葱色(もえぎいろ)」とか「蘇芳色(すおう色)」が英語でどのように説明されるのか見たかったなぁ

2006年04月16日

ちょっと一息(花とCAD)

連日、鉄の仕事をしたり、早朝に現場の下見に行ったりで忙しくしていたけど、ふと自社店頭に置いている「鉢物」を見ると花盛り。
桜に気が取られていたけど、他の花もそれぞれ綺麗だね(ヒット曲の歌詞か・・・)
色に関しても仕事の重要な内容なので、日頃から街中の「色」を気にしているつもりだけど、自然が創る配色はスゴイと思います。
花や木や空を先生に、色も勉強していかなくては。

パンジー

話は変わりますが、テントフレームの設計にCADを使っています。
フリーソフトのJW_CAD for Windowsですが、先日お客さんから添付ファイルで戴いた図面を開くと「真っ白」
なにが起こっているのか分からず、あたふたした挙げ句、CAD通の友人に電話すると「ヴァージョンアップすれば大丈夫じゃない?」との御託宣。
早速、ダウンロードサイトに繋ぎ最新版にしたら問題解決。
ヴァージョンナンバーが三つも大きくなっていた。
世の中の動きにもついていかないといけないって事。
それに友人は大切だなぁ、と感じた一件でした。

2006年04月09日

線路は続くよどこまでも〜

今日は日曜なので「独り言」ネタを。

先日移動中に踏切で電車の通過を待っていました。
近くに有る「JR宇都宮線(東北線)」の踏切。
上り線の線路を、見かけない色の電車が走って来たので、思わずシャッターを。

日光直通485系

やっぱりね。
今年の3月のダイヤ改正で登場の、東武日光線直通乗り入れの特急でした。
新宿発で、大宮を通り、栗橋で私鉄の東武鉄道に乗り入れて日光まで行くのです。
写真は上り線なので新宿行き。
国鉄時代から特急として活躍している「485系」という車両が、東武日光線直通用として改装されたもの。
なんか嬉しくなっちゃいました。

中禅寺湖の遊覧船も運航再開とのニュース。
暖かくなって来たし日光辺りにでも出かけたいねぇ。

私は仕事で鉄を扱っているから、ではないのですが、少し「鉄」なんです。

2006年04月02日

絶好のお花見日和

昨日、地元の「大宮公園」でのお花見に参加しました。
前の日は寒く風が強かったのですが、当日は晴れて暖かく、桜の花も満開でした。

花見1

主催者は「看板仕事人 関東」という看板屋さんのグループ。
お世話になっている看板屋さんから「大宮で花見やるから顔出さない?」とお誘いを受け、二つ返事でお邪魔しました。

花見2

溢れんばかりの花の数にも勝る、溢れかえっている「人」
お花見の主役は「桜」と「お酒」ですが、大事な脇役が「ブルーシート」です。
私達も含め、まわりの皆さんの腰の下には「ブルーシート」あり。
実は、これ、テント屋(シート屋)の取扱商品です。
ポリエチレン製の軽量シートですが、基布の繊維量により強度の異なる規格があります。
シートに貼られているシールに「#2000」「#3000」とあるのが規格表示で数字が大きい程、強度・耐久性の高い品物になります。
昨今は、ホームセンター等で手軽にお買い求めいただけますが、10m×10mやそれ以上の大きなサイズも用意されています。
お問い合わせいただければ、ご希望のサイズをお取り寄せ致します。
桜がこれから満開の地域の方、大所帯の「お花見」に「でっかいブルーシート」いかがでしょう。

花見3

宴が終わり、公園をあとにするときは少し日が落ちて来ていました。
満開爛漫な桜の一枝、美しいものです。
桜の下から離れた後も、バイタリティー溢れる看板屋さん達と仕事談義は続きました。
私もガンバロウ!、と。


2006年03月18日

がんばるテント屋さん

昨日は台風並み、いや台風以上の暴風でした。
その中、ガラスへのマーキング現場をこなしてきました。
力仕事ではなかったのですが、風に翻弄されて疲れました。
今日も、風が強くなり春の嵐の様相。
真夜中には雨も降りそうとの事、春先は天候が安定しません。ちょっと困りモノです。

でも、先週、がんばる同業者を発見

たかしまや

地元、大宮駅の東口にある老舗デパートの装飾テントを張り替えしていました。
営業時間終了後の夜間工事。
背の高いテントのフレームに、ヘルメットと安全帯をつけて、ロッククライミングさながら登ってます。
登るだけじゃなく、手には新しい生地と道具を持っての「壁登り」です。
この日は穏やかで風がほとんど無い夜でした。
昨日の様な暴風だったら、ひとたまりも無く振り落とされます。

できることなら複数の高所作業車を使って施工したいところとは思いますが、コストの点で無理だったのでしょうか?当事者では無いのでなんとも言えませんが。
事故も無く、無事終了したようですが、なんか不安でした。
同業者の中では、転落事故で命を失ったり、大きな怪我をした方もいます。
建物への影響や、下を通る人や車の安全の問題もあります。
「ニッチ(すきま)産業」の性格が強い「テント屋業界」ですが、安全で確実な施工のために充分な環境を整えていきたいと思います。

でも、街の夜、ひとしれず頑張ってるテント屋が居て、お店の顔が翌朝には綺麗になっちゃっているのです。
買い物に行った時、ちょっと上を見て、テントや看板の事を気にかけて下さい。
精一杯おめかしして、お店を明るく、綺麗に装っていますから。

2006年03月13日

建築・建材展&JAPAN SHOP

先週の木曜日、3月9日に「建築建材展」「JAPAN SHOP」に行きました。
昨年は、「第1回国際オーニングフェア」として、テント屋業界が単独開催(JAPAN SHOPと同日併催)でしたが、今年は「建築・建材展」の中で特別企画エリアが設けられました。

「JAPAN SHOP」は、インテリア関連の学生時代から通っていました。
当時は「晴海国際展示場」での開催でした。
最近は、色々な専門分野が別れて併催の形を取っているので(「建築・建材展」もそのひとつ)JAPAN SHOPとしては規模が小さくなっているなぁ、と感じました。
併催展も含めると、広い「東京ビッグサイト」全部を使っているので、到底1日では回りきれず、関連性のあるブースを中心に回りました。
でも、本当は無関係と思われる所に大きなヒントが有ると思うのです。

それでも、持ち上げるのが苦しい程の資料を手にして帰ってきました。
即、明日の仕事になるものばかりではありませんが、資料をひととおり読み、頭の中に残す事でお客様からの問い合わせに「あっ、この前もらった資料にあったな」と思い出せれば良いと思っています。

日本経済新聞社の「建築・建材展」サイトに動画がありました。
「展示会場映像レポート」の3月9日更新分で「建築・建材展会場風景」の動画後半にオーニング関係がありました。是非御覧下さい。(著作権の関係で動画への直リンクはできないので、上記サイトトップページからお願いします)

同じ「東京ビッグサイト」で今週は「食」関係の見本市があります。
テント屋の仕事とは関係ありませんが、集客の為のノウハウやグッズ、また接客技術などに関連する出展もあるので、それなりに勉強になります。
それに「たべもの」を観るのは楽しいし、調理ロボットの動きは面白いですよ。

2006年03月05日

いよいよ建築・建材展ほか

今週火曜日7日から、建築・建材展JAPAN SHOPなどが開催されます。
会場は「東京ビッグサイト」10日までが会期です。

チケット

今年も色々な所から招待券をいただきました。
本当は3日間位かけて、併催されている全てのイベントを見尽くしたいのですが、なかなかそうもいかず、今回も最終日の10日の午後に出かけられるかどうかです。
招待券も余りますので、ご入用の方はご連絡下さればお送り致します。

2006年03月02日

今朝のNHKニュースヘッドライン

毎朝、6時半頃からテレビを見ます。
NHKのニュースですが、今朝7時のヘッドラインで
「一澤帆布製造休止」という文字が有りビックリしました。
映像では京都のお店が映り、看板に「シート・テント」の文字がありました。
今や「布バッグ」では世界的ブランドとなっていて、テント屋としては自慢の種です。
東京ドーム等の「太陽工業(太陽テント)」と並び、お客さんなどに「テント屋」を説明するのに良く名前を出させてもらっています。

昨年末から、相続問題が表面化していましたが、製造休止と言う事態にまでなっていたのは驚きです。
門外漢があれこれ言う事はできないのですが、「一澤帆布」のサイトを御覧になってみて下さい。
工場スタッフの方々のコメント等が掲載されています。

「ものつくり」は、使っていただける人の気持ちだけを寄りどころに「ものをつくる」しかないのだと思っています。産み出される「もの」は、「ものつくり」の手で心を持ち、使い手と一緒になって心地よさを創り出し、社会の「役」にたつのだと思っています。

みなさんはどのようにお考えになるでしょうか。

上記のテキストリンク「一澤帆布のサイト」は、現在ありません。
新たに設立された「株式会社一澤信三郎帆布」「一澤信三郎帆布」のサイトにコンテンツが移動しています。
2006.6.12に加筆

2006年02月15日

二酸化炭素排出削減の方法

今日は暖かい、いや暑い位の一日でした。
寒い冬の今シーズン「地球温暖化」という言葉が何処か行ってしまった感がありますが、温室効果ガスの二酸化炭素は増えているのです。
今朝、朝刊の記事に目がとまりました。
石油を「がぶ飲み」しているイメージのアメリカで二酸化炭素排出削減に取り組む動きの特集。
下の写真をクリックして読んで下さい。読売新聞2006年2月15日付の1面です。

読売新聞06年2月15日

記事中写真の下、赤い線を引いた部分にこうあります。
「夏は日差しをカットし、冬は日差しが差し込む(ひさし)」
たったこれだけですが、この「ひさし」は、まさに「可動オーニング」の事ではないか、と思ったのです。
太陽光発電で太陽のエネルギーを利用するのも良い事ですが、「遮る」と「取り入れる」事で太陽のエネルギーを上手に使う「可動オーニング」も、充分立派な「対策」だと思います。

住まいを装い、生活に潤いを与えながら、環境を守り、省エネ・省コストに繋げて、それを両立させられる「可動オーニング」
ご相談は鳴海テントで承ります。

2006年02月12日

十割蕎麦の味

先週木曜日に浅草に出かけたわけは、これ。

蕎麦打ち

手打ち蕎麦。
実は、「鳴海テント」は、浅草を活動本拠にしている異業種交流会「一木会」に所属しています。
月1回第1木曜日に定例会を持つのですが、2月は第2木曜日の9日でした。
今回のテーマは5月施行の「会社法」についての勉強会と「蕎麦打ち」でした。
蕎麦は、会のメンバーの手打ち十割蕎麦。その他メンバーは食するだけの楽しい定例会でした。
何故「さいたま市」の鳴海テントが浅草の異業種交流会に参加しているのか?
それは、数年前に講釈師「真打 神田鯉風 師」(当時二ッ目神田陽之助)と出逢い、不義理を重ねながらお付き合を続けたところ、師が、かの異業種交流会に参加していて「とても為になる会で、毎回楽しい」とおっしゃるので、参加いたしました。(ちなみに鯉風 師は、先代 神田山陽 師の孫弟子且つ日本講談協会々長 神田松鯉 師の一番最初のお弟子さんです。)
「講釈師、見て来た様な嘘を言い」と申しますが、嘘の無い良い会です。
この異業種交流会にご興味をお持ちの方、「鳴海テント」までお問い合わせ下さい。常時会員拡大月間ですので。
また、前出の神田鯉風 師と師匠の神田松鯉 師の「師弟親子会」が2月18日に行われます。
当日、所用で関東を離れておりますので、ここにお越しでお時間の合う方、是非聴きに行ってみて下さい。
鯉風 師のサイトに最新情報が載っていない様なので、師からのメールを転記します。
興味をお持ちの方は「続き」を御覧下さい。以下、鯉風師のメール転記です。

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2006年02月01日

可動オーニングの近未来形?

昨年の3月、「第1回国際オーニングフェア」が東京ビッグサイトで開催されました。
その時、とあるメーカーのブースに展示されていた可動式オーニングです。

写真の上にあるタイプは、前枠が真ん中で折れて「への字」になっています。
収納されている時や、張り出している途中では、下のタイプの様に真っ直ぐですが、開いた後に真ん中が折れます。
この長所は、雨が手前に落ちずに両サイドに流れる事です。
多くの場合、人の動線はテントの前からまっすぐに建物に入ります。
でも、手前に傾斜していると建物に入る前に雨水の「滝」をくぐらなければならない。
大きな欠点でした。前枠に雨樋を付けたりしますが、あまり大きな樋は付けられないので大雨ではダメ。
また、樋に汚れが溜まるのも問題でした。

よし、この製品買った!
でも、まだプロトタイプ(試作)段階だそうです。
強度等超えなければならない壁が有るそうです。

今年の「第2回国際オーニングフェア」に実用化モデルが出るのかって?
残念ながら今年「第2回国際オーニングフェア」は開催されません。
そのかわり、「建築・建材展2006」の中の「オーニング&エクステリア ゾーン」として、各社の製品が展示されます。
我々施工業者も勉強のために見に行きます。
第35回店舗総合見本市「JAPAN SHOP 2006」も同時開催なので、是非会場でお会いしましょう。

2006年01月29日

豆皿と猪口

大学時代の友人が、陶芸家となりイギリスで修行をしていた。
先日、帰国展が目白で行われたので出かけた。
作品の中から、角皿と猪口を選んで購入。

豆皿と猪口

豆の絵柄は、友人が渡英前に金沢で作陶していた頃からのモチーフ。
なんか懐かしくて手にとった。
猪口にも目が止まり、二つを並べて思案した挙げ句に両方とも買ってしまった。
思案したのは、こんな使い方が頭に浮かんだから。

豆皿に蕎麦

本来の用途とは違うかもしれないが、展示されている時から「蕎麦」が似合いそうだと思った。
案の定、良く似合っていると私は思う。

テント屋の仕事も、店舗や住まいで使っていただいて「なんぼ」のモノ。
もしかしたら、今まで思い付かなかった使い方も有るかもしれない。
たぶん、テント屋本人には考えも付かない新しい使い方が何処かにある。
そんな使い方、教えて下さい。
こうなら良いな、こんな事できないかな、というご相談は
鳴海テントが承ります。

2006年01月22日

暖かい話題

昨日は大雪、今日は晴れたけど明日は厳しい冷え込みとの予報
話題だけでも暖かいモノを

ヤシの実ジュースです。
とってもほのかな味は、美味しいのか美味しくないのか微妙。
写真の時は暑くて喉が渇いていたので、美味しく感じて一人で一個全部飲み干しました。
それでも物足りなく、実の内側の白い果実?を食べようと石で叩き割って口に運びました。
でも、あれってマズイものなんですね、お店の人からも「やめとけ」って言われたんですけど。

このヤシ殻を蒸し焼きにして炭にすれば「活性炭」ですが、実のまわりの「毛」を布にする事はできないのでしょうか?
ケナフの繊維で作った生地は話題になっていますが、ヤシの実生地ってどうなんだろう?
何処かの繊維メーカーで研究しているのだろうか。
生地が製品化されるなら「ヤシの実テント」と銘打って売り出しますよ。
ざっくり編んだ生地でインテリア用のテントが作れそうな気がします。

少し暖かい雰囲気になりました?

2006年01月21日

積雪時の注意

今日の「さいたま市」は、約15センチの積雪でした。
関東の平野部では「大雪」
土曜日なので混乱が少なくて幸いでした.
写真は弊社店頭のアーチ型テントに積もった雪です。

snowview.jpg

お店や住宅のテントをお使いの上で、積雪時にご注意いただきたい点。

まず、固定式のテントの場合。
傾斜が急なサイン兼用のデザインテントの場合は、雪が厚く積もる事は有りません。
しかし、水分が多く粘度の高い関東の雪は、生地表面にこびり付く事が有ります。
夜に気温が下がると凍り付き、翌朝それが落下する可能性がありますのでご注意下さい。
傾斜が緩いヒサシ型テントの場合は、雪はテントの上に積もります。
しかし、今日の積雪程度なら、ちゃんと設計されて施工されている場合は心配有りません。
明日、太陽が出ればすぐに溶けてしまいます、無理に雪を落そうとしないで下さい。
下から棒状のもので突いたりすると生地を痛めてしまう事が有ります。

可動式テントの場合
原則として、雪が降る場合は生地を繰り出さないでいただきたいのです。
フレームでしっかり支える固定式と異なり、積雪の加重をかけてはいけないのです。
しかし、積もってしまった場合は、雪が生地に付着したまま巻取る事は厳禁です。
特に電動式の場合、雪で巻き取り径が大きくなるのでモーターへの負荷が大きくなります。
また、回転数でリミット設定をしているので、巻き切ってもモーターが止まらなくなります。
モーターには「過熱遮断装置」が内蔵されていて、焼き切れる前に電源を切りモーターを保護する設計になっていますが、ギアやシャフトにも負荷がかかってしまいます。
手動式でも、同様にウインチに負荷がかかります。
ただし、雪が降り続く場合は積雪の重量に生地が耐えられなくなり、伸びてしまいます。
その場合は、面積の広い物で雪をたたき落としたり、かき落した上で目で見ながらスイッチを操作して巻取って下さい。(手動も同様です)
天候が回復したら、生地を出し充分に乾燥させて改めて巻き込んで下さい。

そして、万が一不具合が生じたら
鳴海テントにご連絡下さい。
復旧や修理・交換を承ります。

2006年01月17日

ベンチャーフェアJAPAN2006に行った

東京国際フォーラムで19日まで開催中。

bfj2006

初日の今日行って来ました。
生地に関する事で、出展している企業にとある実験をお願いしていて、その結果も展示されると言うのでいの一番に見に行きました。
何の実験かは、将来ウチの「新商品」としてご紹介するかもしれないので、それまで秘密です。が、実験結果は予想以上に良く、非常に嬉しいです。
それはともかく他にも興味をそそられる技術や品物が多くて時間が足りませんでした。
会場内は「撮影禁止」だったので写真は有りませんが興味を持った物をご紹介。

『シンメトリーボルト」
ちょっと専門的ですが、絶対緩まないダブルナット用ボルト。
同業者の方ならダブルナットはご存じと思います。
振動等でナットが緩まない様に二個掛ける事ですが、このボルトは「右ねじナット」と「左ねじナット」を一本のボルトに掛けるのです。
回転方向が異なるナットなので、お互いぶつかって緩まないって事。

他には
「イルカ印のつまずきにくく、ぬげないスリッパ」
なんて事ない仕組みなんですが、履いてみるとフィット感あって安心感あります。
高齢者や体の不自由な方には良い品ではないでしょうか。

会場には、異業種間で連携を取りたい企業(弊社もその中の一社)や、魅力有る投資先を探しているベンチャーキャピタルの方々などで初日から大盛況。

弊社も、ベンチャーキャピタルから投資してもらえる様な、研究開発型なテント屋を目指して頑張ろうと思います。

2006年01月07日

大先輩テント屋さんのブログ

大先輩のお仕事で紹介した先輩同業者さんの社長ブログの更新が最近盛ん。
右下の「リンク」でもNewの3文字が踊っている。
さては、この「CANVAS&AWNING Cafe」のオープンに触発されたな。
しかし、ウチとは比べ物にならないほど手広く展開されているテント屋さんなので、胸を借りるつもりで頑張らねば。
幸いな事に先方は大阪だし・・・・。
いやいや、この業界もボーダーレス、グローバル化。
「シマ」の商いで安堵してはいられないんだった。
大阪なにするものぞ!

2005年12月29日

天皇杯準決勝、う〜ん残念!

鳴海テントは、Jリーグ大宮アルディージャサポートショップです。
小さいですが看板にこんなステッカー張ってます。

supportshop.jpg

今日、天皇杯の準決勝だった。
相手は浦和レッドダイヤモンズ、略して浦和レッズ
仕事しながらラジオで聴いていた。
90分終了寸前に同点ゴール。
ちょっと期待した。
今年は、J1残留争いに顔を出しそうになって居たけど、元日決勝進出かって。
でも、延長の末に惜敗。
お疲れさま、来年がんばろう。
でも、どっちが勝っても「さいたま市」のクラブが天皇杯決勝に出るなんて、なんて贅沢な街に住んでいるんだろう。
ところで、アルディージャといえば

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2005年12月25日

今年でとりあえず休止という

東京ミレナリオに出かけた。
クリスマスで日曜日なので、すごい雑踏だった。

tm2005-1.jpg

ミレナリオに来るのは2度目。
今回の本当の目的地は、ミレナリオ終点に近い「東京国際フォーラム」
ミレナリオの関連企画の「ミレナリオクラブ」というイベントが開催中
そこに目的地が有った。


「日本ディスプレイデザイン協会」その他が、フォーラム地下ホール入口付近に、テント生地を使ったオブジェを創ると言う情報を産繊新聞から得たので、是非見なければと。
「光の庭」と名付けられたそのオブジェは、LEDの光源を透光性テント生地で覆っている。
点光源のLEDの光が生地で拡散されて、少し幻想的。
写真では上手く再現できないので、1月1日までのミレナリオ開催中に是非実物を御覧下さい。
東京国際フォーラム地下ホール南側入り口です。

ミレナリオが休止するのは、東京駅舎を大正時代の創建当時の様に、総三階建てドーム屋根にする工事が始まるからだとの事。
その東京駅の中にある

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2005年12月24日

大先輩のお仕事

右サイドバーのリンクにある、大阪の日本テント製作所さんが
我が埼玉県でお仕事してました。
「うちのシマでなにすんねん」な~んて言いません。
うちだって他人のシマ荒らしてますから。
というかグローバル化です。

その記事はhttp://ntmain.at.webry.info/200512/article_4.html

2005年12月23日

テント生地で折り鶴

今日はマスターの独り言ネタです。
コラボさいたま2005の当社ブースに置いてあった「折り鶴」です。

orizuru.jpg

素材は言わずと知れた「テント生地」
おなじみテイジンの「シャガール」です。
ウチにあったコットン調の生地のハギレで色々試しましたが、適当なコシが有り
形が持続できたのが「シャガール」でした。
鶴を折りやすい事ととテント生地としての性能とに相関関係は、たぶん無い。
でも、この折り鶴は子供に人気が有り、最終日にもう一つの小さな鶴は「欲しい〜」
と叫んだ男の子にあげちゃいました。
写真の一羽にもオファーが有りましたが、かわいいので手元に残しておいたのです。

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2005年12月17日

エコプロダクツ見学

東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2005」を見学

ecoteijin.jpg

先月のコラボさいたま出展時に展示品を快く貸していただいた生地メーカーの「テイジン」さんが出展すると聞いたので行ってみました。
ブースで、展示品を貸していただいた担当者と出会えてラッキー。
いろいろお話しできて、来て良かった。
他にもコラボレーション対象企業が有って、重ねてラッキー。
人は動けば何かが開ける、と実感しています。

2005年12月16日

新聞に掲載された!

産繊新聞 12月号 2005年12月15日発行

コラボさいたま2005へ出展した事が、業界紙の産繊新聞 に掲載された。
モノクロ紙面なので、我がブースのカラフルさは伝わらないが、活字になるのは良い気分。
ポップアップすれば字が読めるかな?
今までの人生で新聞に載るのは3回目。
決して「犯罪」で、では無いのでよろしく(笑)